大功を成す者は衆に謀らず(たいこうをなすものはしゅうにはからず)🔗⭐🔉振
大功を成す者は衆に謀らず(たいこうをなすものはしゅうにはからず)
大事業を成し遂げる人は大勢の人々の意見を聞いたり相談したりなどせず、自分独自の考えで事を断行するということ。
[出典]『RUB:E戦国策RUB:Sせんごくさく』RUB:E趙策RUB:Sちょうさく
大功を論ずる者は小過を録せず(たいこうをろんずるものはしょうかをろくせず)🔗⭐🔉振
大功を論ずる者は小過を録せず(たいこうをろんずるものはしょうかをろくせず)
大きな功績を表彰しようと議論する場合、たとえその功績のかげに小さな過失が見つかったとしても大目に見て、問題にしないということ。
[出典]『RUB:E漢書RUB:Sかんじょ』RUB:E陳湯RUB:Sちんとう
大黒柱(だいこくばしら)🔗⭐🔉振
大黒柱(だいこくばしら)
木造家屋の中心に立てる太い柱。転じて、一家や団体を支える中心人物のこと。
[用例]突然の事故で大黒柱を失い、家族が路頭に迷う。
大黒柱と腕押し(だいこくばしらとうでおし)🔗⭐🔉振
大黒柱と腕押し(だいこくばしらとうでおし)
いくらがんばっても力の及ばないたとえ。また、むだな努力のたとえ。
[注釈]「大黒柱」は家の中心を支える太い柱。「腕押し」は、腕相撲のこと。大黒柱と腕相撲をしても、かなうはずのないことから。
[類句]大黒柱をRUB:E蟻RUB:Sありがせせる
大黒柱を蟻がせせる(だいこくばしらをありがせせる)🔗⭐🔉振
大黒柱を蟻がせせる(だいこくばしらをありがせせる)
少々のことではびくともしないたとえ。また、無力の者が、不相応な大仕事にいどむたとえ。
[注釈]太い柱を蟻がかじる意から。「大黒柱」は家の中心を支える太い柱。「大仏の柱を蟻がせせる」「富士山を蟻がせせる」ともいう。
[類句]大黒柱と腕押し/大仏を蟻が引く/富士の山とRUB:E丈比RUB:Sたけくらべ/RUB:E藁RUB:SわらしべをRUB:E以RUB:SもってRUB:E泰山RUB:Sたいざんを上げる
学研故事ことわざ辞典 ページ 484。