軽挙妄動(けいきょもうどう)🔗⭐🔉振
軽挙妄動(けいきょもうどう)
深い考えもなしに軽々しい行動をとること。
[注釈]「軽挙」は軽はずみな行動、「妄動」は無分別な行動の意。
[用例]だいじな時だから、軽挙妄動は慎みなさい。
鶏群の一鶴(けいぐんのいっかく)🔗⭐🔉振
鶏群の一鶴(けいぐんのいっかく)
平凡な人間ばかり大勢集まっている中に、ひとりだけすぐれた人物がいて際立って見えること。
[注釈]つまらぬ鶏の群れの中にいる一羽の気品あるRUB:E鶴RUB:Sつるの意から。
[類句]RUB:E掃RUB:SはきRUB:E溜RUB:Sだめに鶴
[英語例]Triton among the minnows. (RUB:E雑魚RUB:Sざこの中の海神)
[用例]RUB:E沼南RUB:Sしょうなんは終始一貫清廉を立て通した。少なくも利権割取を政治家の余得として一進一退をRUB:E総RUB:Sすべて金に換えて怪しまない今の政界にあっては、沼南は実に鶏群の一鶴であった。〔内田魯庵『思い出す人々』〕
鶏口となるも牛後となるなかれ(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)🔗⭐🔉振
鶏口となるも牛後となるなかれ(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)
大きな組織の末端にいるよりは、小さな組織でもいいからその長になったほうがよいということ。
[注釈]「鶏口」は鶏の口の意から、小さな組織の長のたとえ。「牛後」は牛の肛門の意から、強大な者につき従って使われる者のたとえ。「鶏口牛後」と略してもいう。
[出典]『RUB:E史記RUB:Sしき』RUB:E蘇秦RUB:Sそしん
[類句]RUB:E芋頭RUB:Sいもがしらでも頭は頭
[英語例]Better be the head of a dog than the tail of a lion. (ライオンのRUB:E尻尾RUB:Sしっぽとなるよりも犬の頭になるほうがよい)
学研故事ことわざ辞典 ページ 286。