画餅に帰す(がべいにきす)🔗⭐🔉振
画餅に帰す(がべいにきす)
計画したこと、企図したことが失敗して骨折りがむだになるたとえ。
[注釈]「画餅」は絵に描いたRUB:E餅RUB:Sもちの意。いかにうまく描かれていても、絵の餅は食べられないということから。「画餅」は「がへい」とも読む。
[用例]新しい事業計画が画餅に帰した。
壁訴訟(かべそしょう)🔗⭐🔉振
壁訴訟(かべそしょう)
訴える相手がないので、壁に向かって訴えるように、一人で文句を言うこと。また、遠回しに言う当てこすりのたとえ。
壁に馬を乗りかける(かべにうまをのりかける)🔗⭐🔉振
壁に馬を乗りかける(かべにうまをのりかける)
いきなり行動を起こして、むりに押しとおそうとするたとえ。また、出し抜けに困難に出会って当惑するたとえ。
壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり)🔗⭐🔉振
壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり)
秘密はとかく漏れやすい。だから、注意せよというたとえ。
[注釈]こっそり話しているつもりでも、壁に耳をくっつけて聞いている者がいるかも知れないし、障子に穴をあけてのぞいている者がいるかも知れない意から。「壁に耳障子に目」「壁に耳」「障子に目」などともいう。
[類句]石の物言う世の中
[英語例]Walls have ears. (壁に耳がある)
壁の穴は壁で塞げ(かべのあなはかべでふさげ)🔗⭐🔉振
壁の穴は壁で塞げ(かべのあなはかべでふさげ)
一時しのぎや苦しまぎれの間に合わせでは、うまくいかないというたとえ。
[注釈]壁にあいた穴は同じ壁土でふさぐのがもっともよい方法で、その場しのぎに別の物をもってきても、しょせん間に合わせにすぎないということから。
[類句]壁のRUB:E繕RUB:Sつくろいは土でなければできぬ
学研故事ことわざ辞典 ページ 205。