牛売って牛にならず(うしうってうしにならず)🔗⭐🔉振
牛売って牛にならず(うしうってうしにならず)
買い換えは他人のRUB:E儲RUB:Sもうけになるだけで、損をするということ。
[注釈]牛を売って別の牛を買おうとしても、売り値の金額では買えないの意から。
牛追い牛に追われる(うしおいうしにおわれる)🔗⭐🔉振
牛追い牛に追われる(うしおいうしにおわれる)
立場が逆転することや、ものごとがあべこべになることのたとえ。主客転倒をいう。
[注釈]牛を追うはずの牛追いが牛に追われる身になるの意から。
右次左次物言わず(うじさじものいわず)🔗⭐🔉振
右次左次物言わず(うじさじものいわず)
あれこれと文句を言わない。無言で押し通すことをいう。
[注釈]この語の由来については、室町時代の地誌『蜂相記』に、次のような故事が記されている。RUB:E欽明RUB:Sきんめい天皇の時代に、RUB:E百済RUB:Sくだらから二人の僧が戒をたずさえて渡来した。排仏論者のRUB:E物部尾輿RUB:Sもののべのおこしはこの二人を流罪にした後にRUB:E還俗RUB:Sげんぞくさせ、右次郎、左次郎と名づけて牢獄に入れたが、両名とも厳しい扱いに耐えて、それならばなにも言うまいと、沈黙を守ったという。
氏無くして玉の輿(うじなくしてたまのこし)🔗⭐🔉振
氏無くして玉の輿(うじなくしてたまのこし)
女性は家柄のよい家に生まれなくても、器量がよければ貴人に愛されて妻となり、高い身分になれるということ。
[注釈]「氏」は格式の高い家柄、「玉の輿」は貴人の乗るきらびやかな輿。「女は氏無くして玉の輿に乗る」ともいう。
学研故事ことわざ辞典 ページ 107。