大きなお世話 (おおきなおせわ)🔗⭐🔉振
大きなお世話 (おおきなおせわ)
余計なおせっかい。
見合いの話なんて大きなお世話だ。
他人がしてくれる世話を拒むときに言う言葉。
大きな顔をする (おおきなかおをする)🔗⭐🔉振
大きな顔をする (おおきなかおをする)
威張った顔付きや態度をとる。
ベテランがいつまでも大きな顔をしていると、若手が萎縮(いしゅく)してしまう。
平然とした顔付きや態度をとる。
失敗の張本人なのに大きな顔をしている。
大きな口を利く (おおきなくちをきく)🔗⭐🔉振
大きな口を利く (おおきなくちをきく)
偉そうなことを言う。また、できそうもないほどのことを言う。
「そんな仕事は五分でできる」と大きな口を利く。
大きな口を叩(たた)く。大口を叩く
大口を叩く (おおぐちをたたく)🔗⭐🔉振
大口を叩く (おおぐちをたたく)
大げさなことを言う。また、自分の実力以上のことを言う。
それだけの大口を叩いたのだから、責任を持ってやってみろ。
大きな口を利(き)く。大きな口を叩く
大台に乗る (おおだいにのる)🔗⭐🔉振
大台に乗る (おおだいにのる)
金額や数量が、大きな区切りに達する。
今年の売上高は、初めて一億円の大台に乗った。
「大台」は、株式市場で一〇〇円を単位とした値段の範囲のこと。
大台を超える
大台を割り込む
大手を振って (おおでをふって)🔗⭐🔉振
大手を振って (おおでをふって)
何も気兼ねをしたり、遠慮したりすることなく。
疑いが晴れたのだから、これからは大手を振って訪れることができる。
「大手」は、肩から指先までのこと。これを振って、威張って歩くことから。
大鉈を振るう (おおなたをふるう)🔗⭐🔉振
大鉈を振るう (おおなたをふるう)
大規模な処理を、思い切って行う。
経営者が経費削減のために大鉈を振るう。
大きな鉈でばっさりと切り捨てることから。
大船に乗った気持ち (おおぶねにのったきもち)🔗⭐🔉振
大船に乗った気持ち (おおぶねにのったきもち)
すっかり安心していること。
僕が世話するといったからには、大船に乗った気持ちでいてほしい。
大きな船には転覆の心配がないことから。
親船に乗ったよう
大風呂敷を広げる (おおぶろしきをひろげる)🔗⭐🔉振
大風呂敷を広げる (おおぶろしきをひろげる)
実現できないような大げさなことを言ったり、計画したりする。
いつか、世界有数の企業に成長させて見せると大風呂敷を広げる。
大見得を切る (おおみえをきる)🔗⭐🔉振
大見得を切る (おおみえをきる)
自分の能力などに自信があることを、大げさな動作や言葉で強調する。
すべて自分に任せておけと大見得を切ったというのに、何というざまだ。
もとは、歌舞伎(かぶき)で役者が動きをとめて、目立った表情や動作をすること。
見得を切る
大向こうを唸らせる (おおむこうをうならせる)🔗⭐🔉振
大向こうを唸らせる (おおむこうをうならせる)
多くの人々からの賞賛を受ける。
大向こうを唸らせるような派手な技はないが、彼は着実にレベルアップしている。
もとは、役者が演技で大向こうの観客を感嘆させることから。「大向こう」は舞台の正面後方にある立見席のことで、そこには芝居通の観客が多くいたという。
大目玉を食う (おおめだまをくう)🔗⭐🔉振
大目玉を食う (おおめだまをくう)
お目玉を食う
大目に見る (おおめにみる)🔗⭐🔉振
大目に見る (おおめにみる)
相手の不正や過失などを深くとがめだてせず、寛大に扱う。
今回は最初なので、少しくらいの失敗であれば大目に見る。
大魚を逸す (たいぎょをいっす)🔗⭐🔉振
大魚を逸す (たいぎょをいっす)
大きな仕事を、惜しいところで仕損じる。
プロジェクトの受注にあと一歩というところで、惜しくも大魚を逸した。
大きな魚を取り逃がすということから。
大上段に構える (だいじょうだんにかまえる)🔗⭐🔉振
大上段に構える (だいじょうだんにかまえる)
相手を威圧するような態度を取る。また、ことさらに大げさな態度を取る。
あまり大上段に構えるのではなく、身近なことから始めていこう。
「大上段」は、剣術で刀を頭上に振りかぶった構えのこと。転じて、大げさな態度や威圧的な態度の意。
大事を取る (だいじをとる)🔗⭐🔉振
大事を取る (だいじをとる)
物事を軽々しく行わず、念のために用心する。
風邪はよくなってきているが、大事を取ってもう一日休むことにした。
大なり小なり (だいなりしょうなり)🔗⭐🔉振
大なり小なり (だいなりしょうなり)
大きいか小さいかは別にしても。多かれ少なかれ。
あの先生からは、だれもが大なり小なり影響を受けている。
学研慣用句辞典に「大」で始まるの検索結果 1-17。