算盤を弾く (そろばんをはじく)🔗⭐🔉振
算盤を弾く (そろばんをはじく)
損得を考える。
この調子でいけば、売り上げは昨年を上回るはずだと算盤を弾く。
算盤を使って計算するという意から。
算盤を置く
対岸の火事 (たいがんのかじ)🔗⭐🔉振
対岸の火事 (たいがんのかじ)
自分には関係なく、また被害が及ぶこともない事件や出来事のたとえ。
隣国で起きた事件は、わが国にとっても対岸の火事とは言っていられない。
対岸の火災
大魚を逸す (たいぎょをいっす)🔗⭐🔉振
大魚を逸す (たいぎょをいっす)
大きな仕事を、惜しいところで仕損じる。
プロジェクトの受注にあと一歩というところで、惜しくも大魚を逸した。
大きな魚を取り逃がすということから。
乃公出でずんば (だいこういでずんば)🔗⭐🔉振
乃公出でずんば (だいこういでずんば)
もし自分が出なければ、ほかの者に何ができるというのか。
他の連中には任せておけないので、乃公出でずんばの心境で私が立候補した。
「乃公」は、自分のことを尊大に言った言葉。
太鼓判を押す (たいこばんをおす)🔗⭐🔉振
太鼓判を押す (たいこばんをおす)
絶対に間違いはないと保証する。
彼なら、どこへいっても成功することは間違いないと、太鼓判を押した。
「太鼓判」は、大きな判のこと。転じて、確実な保証の意。
折り紙を付ける
太鼓を持つ (たいこをもつ)🔗⭐🔉振
太鼓を持つ (たいこをもつ)
相手の機嫌を取るために、その人の話に調子を合わせる。
得意先へ行って、お偉方の太鼓を持つ。
太鼓を叩(たた)く
大上段に構える (だいじょうだんにかまえる)🔗⭐🔉振
大上段に構える (だいじょうだんにかまえる)
相手を威圧するような態度を取る。また、ことさらに大げさな態度を取る。
あまり大上段に構えるのではなく、身近なことから始めていこう。
「大上段」は、剣術で刀を頭上に振りかぶった構えのこと。転じて、大げさな態度や威圧的な態度の意。
学研慣用句辞典 ページ 148。