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そこな・う【損(な)う】〔歴史的かな遣い〕そこなふ🔗🔉

そこな・う【損(な)う】〔歴史的かな遣い〕そこなふ ㊀《他動詞五段活用》活用表 物をこわす。傷つける。破損する。〔やや古風な言い方〕「器物を損なうことなきよう注意されたし」 〔気分・健康・性質などを〕悪くする。害する。「御機嫌(コ゛キケ゛ン)を損なう」「胃腸を損なう」用例(円地文子・山本有三) 殺傷する。「一兵も損なうことなく勝つ」《文語形》《四段活用》 ㊁《接尾語》{動詞の連用形について} …することに失敗する。…し損ずる。用例(庄野潤三) 間違えて…する。 …する機会をのがす。用例(阿川弘之) 危うく…しそうになる。用例(宇野千代)《文語形》《四段活用》 《シソーラス》

【損(な)う】のシソーラス🔗🔉

【損(な)う】のシソーラス 【破る・崩れる・割く・砕く・切る・傷つく・壊れる・刺す】傷つける・傷つく 痛み・傷み(イタミ) 痛む・傷む(イタム) 痛める・傷める(イタメル) 掠り傷・掠り疵(カスリキス゛) 傷・疵(キス゛) 傷付く・疵付く(キス゛ツク) 傷付ける・疵付ける(キス゛ツケル) 犠牲(キ゛セイ) 毀損(キソン) 切る(キル) 切れる(キレル) 剣(ケン) 細瑾(サイキン) 細疵(サイシ) 小疵(ショウシ) 擦り剥く(スリムク) 損(な)う(ソコナウ) 損ねる(ソコネル) 損傷(ソンショウ) 損じる(ソンシ゛ル) 損ずる(ソンス゛ル) 致命的(チメイテキ) 手負い(テオイ) 凍傷(トウショウ) 毒(ト゛ク) 破損(ハソン) 無傷・無疵(ムキス゛) 名誉毀損(メイヨキソン) 【マイナスの運命】災害・事故 悪事(アクシ゛) 仇・寇・賊・讐(アタ゛) 後腐れ(アトクサレ) いかれる 痛手(イタテ゛) 一利一害(イチリイチカ゛イ) 煙害(エンカ゛イ) 塩害(エンカ゛イ) 大水(オオミス゛) 禍(カ) 害(カ゛イ) 害悪(カ゛イアク) 外患(カ゛イカン) 害す(カ゛イス) 害毒(カ゛イト゛ク) 海難(カイナン) 外憂(カ゛イユウ) 火難(カナン) 寒害(カンカ゛イ) 干害・旱害(カンカ゛イ) 奇禍(キカ) 危害(キカ゛イ) 傷痕・疵痕(キス゛アト) 急難(キュウナン) 凶年(キョウネン) 食い荒らす(クイアラス) 食う・喰う(クウ) 黒い(クロイ) 後患(コウカン) 後難(コウナン) 御難(コ゛ナン) 災禍(サイカ) 災害(サイカ゛イ) 災難(サイナン) 災厄(サイヤク) 惨禍(サンカ) 惨害(サンカ゛イ) 事故(シ゛コ) 受苦(シ゛ュク) 宿弊(シュクヘイ) 受難(シ゛ュナン) 焦眉(ショウヒ゛) 女難(シ゛ョナン) 侵害(シンカ゛イ) 水火(スイカ) 水禍(スイカ) 水難(スイナン) 爪牙(ソウカ゛) 損(な)う(ソコナウ) 損害(ソンカ゛イ) 大禍(タイカ) 大難(タ゛イナン) 大厄(タイヤク) 通弊(ツウヘイ) 爪痕(ツメアト) 敵(テキ) 出水(テ゛ミス゛) 凍害(トウカ゛イ) 難(ナン) バチルス パッション 食む(ハム) 被害(ヒカ゛イ) 非業(ヒコ゛ウ) 筆禍(ヒッカ) 避難(ヒナン) 百害(ヒャクカ゛イ) 病虫害(ヒ゛ョウチュウカ゛イ) 病弊(ヒ゛ョウヘイ) 弊(ヘイ) 弊害(ヘイカ゛イ) 変災(ヘンサイ) 防災(ホ゛ウサイ) 物騒がしい(モノサワカ゛シイ) 厄(ヤク) 薬害(ヤクカ゛イ) 厄難(ヤクナン) 厄日(ヤクヒ゛) やられる 有害(ユウカ゛イ) 余弊(ヨヘイ) 輪禍(リンカ) 災い・禍(ワサ゛ワイ) 【死ぬ・殺す・没する・枯れる・逝く・屠る・亡くなる】殺す 圧殺(アッサツ) 殺める・危める(アヤメル) 荒療治(アラリョウシ゛) 暗殺(アンサツ) 射当てる・射中てる(イアテル) 射殺す(イコロス) 射止める(イトメル) 芋刺し(イモサ゛シ) 打(ち)首(ウチクヒ゛) 打ち殺す(ウチコロス) 撃ち取る・討ち取る(ウチトル) 王手(オウテ) 介錯(カイシャク) 害する(カ゛イスル) 掛(か)る(カカル) 掛ける・懸ける(カケル) 片付ける(カタツ゛ケル) 噛み殺す(カミコロス) 虐殺(キ゛ャクサツ) 切り倒す(キリタオス) 切(り)取り(キリトリ) 切り伏せる・斬り伏せる(キリフセル) 食い殺す(クイコロス) 串刺し(クシサ゛シ) 縊る(クヒ゛ル) 消す(ケス) 絞殺(コウサツ) 絞首(コウシュ) 殺し(コロシ) 殺す(コロス) 刺し殺す(サシコロス) 殺意(サツイ) 殺害(サツカ゛イ) 殺傷(サッショウ) 殺人(サツシ゛ン) 殺鼠(サッソ) 殺戮(サツリク) 斬罪(サ゛ンサ゛イ) 惨殺(サ゛ンサツ) 斬殺(サ゛ンサツ) 斬首(サ゛ンシュ) 刺殺(シサツ) 仕留める・為留める(シトメル) 絞め殺す(シメコロス) 絞める(シメル) 射殺(シャサツ) 銃殺(シ゛ュウサツ) 殺生(セッショウ) 殲滅(センメツ) 損(な)う(ソコナウ) 倒す・仆す(タオス) 他殺(タサツ) 畳む(タタム) 断罪(タ゛ンサ゛イ) 断頭(タ゛ントウ) 畜殺(チクサツ) 致死(チシ) 血祭り(チマツリ) 誅殺(チュウサツ) 誅する(チュウスル) 誅戮(チュウリク) 調伏(チョウフ゛ク) 追討(ツイトウ) 潰す(ツフ゛ス) 手打ち(テウチ) 天誅(テンチュウ) 毒害(ト゛クカ゛イ) 毒殺(ト゛クサツ) 屠殺(トサツ) 屠所(トショ) 止め・留め(トト゛メ) 取り殺す(トリコロス) 眠らす(ネムラス) 眠らせる(ネムラセル) 除く(ノソ゛ク) 果(た)す(ハタス) ばらす 必殺(ヒッサツ) 人殺し(ヒトコ゛ロシ) 刎頸(フンケイ) 焚書坑儒(フンショコウシ゛ュ) 謀殺(ホ゛ウサツ) 撲殺(ホ゛クサツ) 屠る(ホフル) 間引く(マヒ゛ク) 皆殺し・鏖(ミナコ゛ロシ) 薬殺(ヤクサツ) 扼殺(ヤクサツ) やっつける 轢殺(レキサツ) 【健康・傷・怪我・肉刺(まめ)】傷つく(けがをする) 浅手(アサテ゛) 荒療治(アラリョウシ゛) 痛手(イタテ゛) 薄手(ウステ゛) 打(ち)傷・打(ち)疵(ウチキス゛) 打(ち)身(ウチミ) 外傷(カ゛イショウ) 害する(カ゛イスル) 火傷(カショウ) 掠り傷・掠り疵(カスリキス゛) 鎌鼬(カマイタチ) 傷・疵(キス゛) 傷痕・疵痕(キス゛アト) 傷付く・疵付く(キス゛ツク) 傷付ける・疵付ける(キス゛ツケル) 切(り)傷・切(り)疵(キリキス゛) 切(り)口(キリクチ) 靴擦れ(クツス゛レ) 軽傷(ケイショウ) 怪我(ケカ゛) 公傷(コウショウ) 咬傷(コウショウ) 挫傷(サ゛ショウ) 擦過傷(サッカショウ) 殺傷(サッショウ) 刺傷(シショウ) 死傷(シショウ) 私傷(シショウ) 重傷(シ゛ュウショウ) 銃傷(シ゛ュウショウ) 銃創(シ゛ュウソウ) 出血(シュッケツ) 傷痍(ショウイ) 傷害(ショウカ゛イ) 傷害保険(ショウカ゛イホケン) 条痕(シ゛ョウコン) スパイク 擦(り)傷・擦(り)疵(スリキス゛) 戦傷(センショウ) 創傷(ソウショウ) 損(な)う(ソコナウ) 打撃(タ゛ケ゛キ) 致命傷(チメイショウ) 突き傷(ツキキス゛) 手傷・手創・手疵(テキス゛) 刀傷(トウショウ) 凍瘡(トウソウ) 毒(ト゛ク) 生傷・生疵(ナマキス゛) 刃傷(ニンシ゛ョウ) 熱傷(ネッショウ) 瘢痕(ハンコン) 微傷(ヒ゛ショウ) 深手・深傷(フカテ゛) 負傷(フショウ) 不摂生(フセッセイ) 古傷・古疵(フルキス゛) 盲管銃創(モウカンシ゛ュウソウ) 火傷(ヤケト゛) 焼け脹れ・焼け膨れ(ヤケフ゛クレ) 裂傷(レッショウ) 【あやまち・失敗・落度・しくじり】失敗する アウト 虻蜂取らず(アフ゛ハチトラス゛) 言い損なう(イイソコナウ) 過失(カシツ) 被り・冠(カフ゛リ) しくじり 為損なう(シソコナウ) 仕損じる・為損じる(シソンシ゛ル) 仕損ずる・為損ずる(シソンス゛ル) 失(シツ) 失言(シツケ゛ン) 失策・失錯(シッサク) 失態・失体(シッタイ) 失点(シッテン) 損(な)う(ソコナウ) 粗相(ソソウ) 損じる(ソンシ゛ル) 損ずる(ソンス゛ル) 敵失(テキシツ) 如何しても(ト゛ウシテモ) どうも とちる 二の舞(ニノマイ) 抜かる(ヌカル) 逸れる(ハク゛レル) 不首尾(フシュヒ゛) 不成功(フセイコウ) へま 凡失(ホ゛ンシツ) 間違う(マチカ゛ウ) ミス 遣り損なう(ヤリソコナウ) 落手(ラクシュ) 【過ち・誤り】過ち・誤り 当て字・宛字(アテシ゛) 過ち(アヤマチ) 過つ(アヤマツ) 誤り(アヤマリ) 誤る・謬る(アヤマル) 言い誤る(イイアヤマル) 言い損なう(イイソコナウ) 言(い)違い(イイチカ゛イ) 違算(イサン) 嘘(ウソ) エラー 思い違い(オモイチカ゛イ) 書き損なう(カキソコナウ) 書き損じる(カキソンシ゛ル) 過誤(カコ゛) 聞き誤る(キキアヤマル) 聞き損なう(キキソコナウ) 聞(き)違い(キキチカ゛イ) 聞き違える(キキチカ゛エル) 外道(ケ゛ト゛ウ) 誤(コ゛) 誤解(コ゛カイ) 誤記(コ゛キ) 誤算(コ゛サン) 誤審(コ゛シン) 誤診(コ゛シン) 誤答(コ゛トウ) 誤認(コ゛ニン) 誤謬(コ゛ヒ゛ュウ) 誤聞(コ゛フ゛ン) 語弊(コ゛ヘイ) 錯誤(サクコ゛) 差し違える(サシチカ゛エル) 錯覚(サッカク) 試行錯誤(シコウサクコ゛) 時代錯誤(シ゛タ゛イサクコ゛) 邪見(シ゛ャケン) 主潮(シュチョウ) 筋違い(スシ゛チカ゛イ) 損(な)う(ソコナウ) 大過(タイカ) 違う(チカ゛ウ) 違える(チカ゛エル) とちる 取り違える(トリチカ゛エル) 履き違える・穿き違える(ハキチカ゛エル) 謬見(ヒ゛ュウケン) 踏み外す(フミハス゛ス) 罷り間違う(マカリマチカ゛ウ) 間違い(マチカ゛イ) 間違う(マチカ゛ウ) 間違える(マチカ゛エル) 的外れ(マトハス゛レ) 見誤る(ミアヤマル) ミステーク ミスプリント 見損なう(ミソコナウ) 見違える(ミチカ゛エル) 見紛う(ミマカ゛ウ) 【去る・退く・逃れる・帰る・戻る】逃げる 足(アシ) 足跡(アシアト) 足取り(アシト゛リ) 言(い)抜け(イイヌケ) 言い抜ける(イイヌケル) 言(い)逃れ・言(い)遁れ(イイノカ゛レ) 言い逃れる・言い遁れる(イイノカ゛レル) 逸走(イッソウ) 浮(き)足(ウキアシ) 後ろ足(ウシロアシ) 落ち延びる(オチノヒ゛ル) 落(ち)武者(オチムシャ) 落ちる(オチル) 落とす(オトス) 拐帯(カイタイ) 駆(け)落ち・駈(け)落ち(カケオチ) 駆け出す・駈け出す(カケタ゛ス) 切り抜ける(キリヌケル) 切り開く(キリヒラク) 食い逃げ(クイニケ゛) 竄入(サ゛ンニュウ) 出奔(シュッホ゜ン) 損(な)う(ソコナウ) 退散(タイサン) 高飛び・高跳び(タカトヒ゛) 脱(タ゛ツ) 脱獄(タ゛ツコ゛ク) 脱する(タ゛ッスル) 脱走(タ゛ッソウ) 脱兎(タ゛ット) 逐電(チクテン) 詰む(ツム) 詰める(ツメル) 逃走(トウソウ) 逃避(トウヒ) 逃亡(トウホ゛ウ) 飛ぶ(トフ゛) 取り逃がす(トリニカ゛ス) 遁辞(トンシ゛) 遁走(トンソウ) トンネル 逃がす(ニカ゛ス) 逃げ(ニケ゛) 逃げ足(ニケ゛アシ) 逃げ失せる(ニケ゛ウセル) 逃げ腰(ニケ゛コ゛シ) 逃げ込む(ニケ゛コム) 逃げ出す(ニケ゛タ゛ス) 逃げ延びる(ニケ゛ノヒ゛ル) 逃げ惑う(ニケ゛マト゛ウ) 逃げ回る・逃げ廻る(ニケ゛マワル) 逃げ道・逃げ路(ニケ゛ミチ) 逃げる(ニケ゛ル) 抜(け)穴(ヌケアナ) 抜(け)道(ヌケミチ) 逃す(ノカ゛ス) 逃れ(ノカ゛レ) 逃れる(ノカ゛レル) 乗(り)逃げ(ノリニケ゛) 敗走(ハイソウ) 敗退(ハイタイ) 走る(ハシル) 外す(ハス゛ス) 亡命(ホ゛ウメイ) 都落ち(ミヤコオチ) 持(ち)逃げ(モチニケ゛) 漏らす・洩らす(モラス) 夜逃げ(ヨニケ゛) 【損なう・外れる】雑 損(な)う(ソコナウ) 損害(ソンカ゛イ)

そこな・う【損(な)う】 他動詞五段活用[ア行]🔗🔉

そこな・う【損(な)う】 他動詞五段活用[ア行] 形式名 活用形 下接語例 未然形 そこな・わ {ない/う}     そこな・お 連用形 そこな・い {ます/た}     そこな・っ 終止形 そこな・う {。} 連体形 そこな・う {とき} 仮定形 そこな・え {ば} 命令形 そこな・え {。} ・未然形と連用形の欄は二つに分けた。そのそれぞれの用法は次のようである。 未然形の上段…助動詞「ない」「ぬ」「せる」「れる」「しめる」に続く。 下段…助動詞「う」に続く。 連用形の上段…言いさすときと、「-はしない」「-もしない」「-さえすれば」のような連語の形に用いる。また、助動詞「ます」「たい」「そうだ(様態)」、助詞「ながら」、接尾語「たがる」に続く。 下段…助動詞「た(だ)」、助詞「て(で)」「たり(だり)」「ても(でも)」に続く。

【損(な)う】🔗🔉

【損(な)う】 ◆いかにも天性のままの素直な気質を損われず生きて来た人のように見えた〔円地文子・老桜〕 ◆そんな金を集めるために、子どもの心をそこなったら、〔山本有三・真実一路〕

【損(な)う㊁】🔗🔉

【損(な)う㊁】 ◆先回りした組の者が撃ちそこなって、イノシシを逃したんだね、〔庄野潤三・静物〕

【損(な)う㊁】🔗🔉

【損(な)う㊁】 ◆死にそこなって取りのこされた海軍の電信員がふたり、カヌーをぬすんで脱出して来た〔阿川弘之・雲の墓標〕

【損(な)う㊁】🔗🔉

【損(な)う㊁】 ◆足ふみはずして危う命おとし損(ソコノ)うたときの恐しさも、つい昨日のことのよでござります〔宇野千代・おはん〕

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