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す・る【刷る・〓摺る】🔗🔉

す・る【刷る・〓摺る】 《他動詞五段活用》活用表 版木などに墨・絵の具などを塗って紙を当て、こすって写し取る。「版画を刷る」 印刷する。用例(堀田善衛)《文語形》《四段活用》 《シソーラス》《使い分》

する【擦る・刷る・為る・摩る・〓擂る・〓剃る・〓掏る】🔗🔉

する【擦る・刷る・為る・摩る・〓擂る・〓剃る・〓掏る】 「擦る」は、物の面に他の物をあてて動かす意。こする。なでる。さする。みがく意や、なくす意も「擦る」とよく書く。「マッチを擦る」「床(ユカ)を擦りながら舞う」「擦り足」「床擦れ」 「刷(〓摺)る」は、印刷する意。板木の印刷には「摺る」もよく使う。「アート紙に刷る」「名刺を刷る」「版画刷(摺)り賀状」 「為る」は、物事を行う、起こる、努力するなどの意で、補助動詞の「…する」の形でも多く使われる。「せきをする」「役員をする」「人をこけにする」「夕立がする」「いい香りがする」「1000円もする」「10分したら出掛ける」 「摩(磨)る」は、みがく、使い果たす意で、「擦る」とも書く。「金属面をする」「砥石(トイシ)でする」「身代(シンタ゛イ)をする」「賭(カ)けで金をする」 「擂る」は、すり鉢や石うすですりつぶす意。「芋をする」「魚肉をする」「すり身」 「剃る」は、ひげや毛をかみそりなどで切る意。「そる」のなまり。「ひげをする」「頭をする」 「掏る」は、素早く、ひとが身につけたものをぬきとる意。「財布をすられる」 《参考》「墨をする」「魚肉をすりつぶす」などは「擦る」と当てることができるが、強く押しつけて動かすことから「摺る」で書くことが多く、かな書きされる。

【刷る・摺る】のシソーラス🔗🔉

【刷る・摺る】のシソーラス 【刷る】刷る 色刷(り)・色摺(り)(イロス゛リ) 印刷(インサツ) ゲラ 重刷(シ゛ュウサツ) 縮刷(シュクサツ) 刷り(スリ) 刷り込む(スリコム) 刷(り)物(スリモノ) 刷る・摺る(スル) 増刷(ソ゛ウサツ) 手刷(り)(テス゛リ) 謄写(トウシャ) 抜(き)刷(り)(ヌキス゛リ) 版画(ハンカ゛) プリント 別刷(り)(ヘ゛ツス゛リ)

す・る【刷る・〓摺る】 他動詞五段活用[ラ行]🔗🔉

す・る【刷る・〓摺る】 他動詞五段活用[ラ行] 形式名 活用形 下接語例 未然形 す・ら {ない/う}     す・ろ 連用形 す・り {ます/た}     す・っ 終止形 す・る {。} 連体形 す・る {とき} 仮定形 す・れ {ば} 命令形 す・れ {。} ・未然形と連用形の欄は二つに分けた。そのそれぞれの用法は次のようである。 未然形の上段…助動詞「ない」「ぬ」「せる」「れる」「しめる」に続く。 下段…助動詞「う」に続く。 連用形の上段…言いさすときと、「-はしない」「-もしない」「-さえすれば」のような連語の形に用いる。また、助動詞「ます」「たい」「そうだ(様態)」、助詞「ながら」、接尾語「たがる」に続く。 下段…助動詞「た(だ)」、助詞「て(で)」「たり(だり)」「ても(でも)」に続く。 ・「なさる」「おっしゃる」「いらっしゃる」「くださる」「ござる」などは、連用形が助動詞「ます」に続くときは「-い」となる。また、命令形「-れ」は文語的な言い方で、ふつうは「-い」を用いる。 ・「有る」「居(オ)る」の未然形「-ら」はふつう助動詞「ない」には続かない。(打消にはふつう単に「ない」を用いる)

【刷る・〓摺る】🔗🔉

【刷る・〓摺る】 ◆人間というものは、住む国が小さければ小さいほど、大きな札を刷る習癖がある……〔堀田善衛・広場の孤独〕

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