きりころ・す【切り殺す・〓斬り殺す】 《他動詞五段活用》活用表刃物(とくに刀)で切って殺す。「一刀のもとに切り殺す」《類義語》(スル)斬殺(サ゛ンサツ)。《文語形》《四段活用》

きりさいな・む【切り〓苛む・〓斬り〓苛む】 《他動詞五段活用》活用表ずたずたに、なぶり切りにする。ようしゃなくいためつけて切る。 《参考》抽象的なものにも使う。用例(小林多喜二)《文語形》《四段活用》 《シソーラス》

きりさ・く【切り裂く】 《他動詞五段活用》活用表切って破り開く。切って(二つに)離す。「布地を切り裂く」用例(遠藤周作・円地文子)《文語形》《四段活用》 《シソーラス》

きりさげ【切(り)下げ】 切り下げること。「平価の切り下げ」用例(中村真一郎)《対語》切り上げ。 「切り下げ髪」の略。用例(夏目漱石) 《シソーラス》

きりさげがみ【切(り)下げ髪】 切り髪「」。 《シソーラス》

きりさ・げる【切り下げる】 《他動詞下一段活用》活用表 上から下へと切る。切りおろす。 切ってたれさがるようにする。用例(徳富蘆花) 〔経済〕ある国の平価の対外価値などを、引きさげる。「ドルを切り下げる」「為替レートを切り下げる」《対語》「」切り上げる。《文語形》きりさ・ぐ《下二段活用》 《シソーラス》

きりさめ【霧雨】 霧のようにつぶのこまかい雨。ぬかあめ。霧雨(キリアメ)。用例(太宰治)《類義語》小雨(コサメ)。細雨(サイウ)。 《シソーラス》