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やまもと ゆうぞう【山本 有三】🔗🔉

やまもと ゆうぞう【山本 有三】 (明治二〇〜昭和四九) 小説家・劇作家。本名勇造。栃木県生。東大独文科卒。在学中、芥川龍之介・菊池寛らと第三次「新思潮」を創刊。はじめ劇作家として出発し、ヨーロッパ近代劇に学んだ手法を取り入れ、リアリズムを基調とした問題劇を発表した。大正末ごろから小説に転じ、人道主義的理想主義の立場から親子・夫婦の問題や社会問題を取り上げて、人間いかに生きるべきか、人生の真実とは何か、を追求した作品を書くようになった。戦後は参議院議員として活動する一方、国語国字改革に力を尽くした。昭和四〇年文化勲章受章。 ◆「*嬰児(エイシ゛)殺し」(戯曲・大九発表)、「生きとし生けるもの」(昭一発表)、「波」(昭三発表)、「女の一生」(昭七〜八発表)、「*真実一路」(昭一〇〜一一発表)、「*路傍の石」(昭一二発表) 風 山本有三 山本有三碑

学研国語大辞典 ページ 10808 での山本 有三単語。