もり おうがい【森 鴎外】🔗⭐🔉振
もり おうがい【森 鴎外】
(文久二〜大正一一)
小説家・戯曲家・翻訳家・評論家・軍医。本名林太郎。石見国生。東大医学部卒。軍医として、ドイツに留学。帰国後、軍医としての要職に就くかたわら「しがらみ草紙」を創刊、「舞姫」をはじめとして作家活動に入る。「即興詩人」にいたるまでは、浪漫的香気あふれる理想主義の確立に力を注いだ。その後、自然主義の隆盛にともなって反自然主義を唱え、やがて歴史小説・史伝において独自の世界をきずいた。その業績は文学・医学の両面にわたり、特に、日本文学の近代化に果たした役割は大きい。
◆「*舞姫」「*うたかたの記」(明二三発表)、「*文づかい」(明二四発表)、「*即興詩人」(翻訳・明二五〜三四発表)、「*心頭語」(明三三発表)、「*ヰタ・セクスアリス」(明四二発表)、「*青年」(明四三〜四四発表)、「*妄想」「*百物語」(明四四発表)、「*雁」(明四四〜大二発表)、「*阿部一族」(大二発表)、「*堺事件」(大三発表)、「*山椒大夫」「*魚玄機」「*じいさんばあさん」「*最後の一句」(大四発表)、「*高瀬舟」「*寒山拾得」「渋江抽斎」(大五発表)
雁
於母影
スバル
森鴎外
森鴎外記念館
森鴎外旧宅
森鴎外墓







学研国語大辞典 ページ 10803 での【森 鴎外】単語。