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ききざけ【聞き酒・利き酒】
《名詞・自動詞他動詞。「する」と結合してサ変動詞としても用いる》
活用表〔質や味を鑑定するため〕酒を少し口にふくんで味わうこと。また、その酒。試し酒。「聞き酒に酔う」
用例(中野重治)《類義語》
試飲。
《シソーラス》
【聞き酒・利き酒】のシソーラス
【味わう】味わう
味わい(アシ゛ワイ) 味わう(アシ゛ワウ) 噛み分ける(カミワケル) 含味(カ゛ンミ) 玩味(カ゛ンミ) 聞き酒・利き酒(キキサ゛ケ) 聞く(キク) 滋味(シ゛ミ) 賞味(ショウミ) 天趣(テンシュ) 嘗める・舐める(ナメル) 飲み口(ノミクチ)
ききざけ【聞き酒・利き酒】 自動詞他動詞。「する」と結合してサ変動詞としても用いる
形式名 活用形 下接語例
未然形 ききざけ・し {ない}
ききざけ・せ
ききざけ・さ
連用形 ききざけ・し {ます/た}
終止形 ききざけ・する {。}
連体形 ききざけ・する {とき}
仮定形 ききざけ・すれ {ば}
命令形 ききざけ・しろ {。}
ききざけ・せよ
・「する」は語幹と語尾との区別がない。
・未然形の欄は三つに分けた。そのそれぞれの用法は次のようである。
上段…助動詞「ない」「まい」「よう」に続く。
中段…助動詞「ぬ」「られる」「しめる」に続く(「する」のみ)。
下段…「する」の活用語尾「さ」は助動詞「せる」「れる」に続く。「接する」などは助動詞「ぬ」「させる」「られる」「しめる」に続く(ただし、上一段化する結果、「させる」「られる」に続くときは「-し」となることが多い)。
・サ変動詞「する」と同様に活用するサ変複合動詞は数多くある。また、それらのうち、「愛する」「解する」「適する」の類は、「愛す」「解す」「適す」の形をとって五段に活用する。
【聞き酒・利き酒】
◆口のなかのものをがアぷうっと利酒するように土間に吐くなり…〔
中野重治・歌のわかれ〕
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