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まんようしゅう【万葉集】🔗🔉

まんようしゅう【万葉集】 歌集。二十巻。編者未詳。八世紀後半に成立か。現存するわが国最古の歌集で、約四千五百首の作品を収める。『古歌集(コカシュウ)』『柿本人麻呂(カキノモトノヒトマロ)歌集』などの先行歌集を資料としながら、数次の編集過程を経て成立したものと思われ、その最終段階には大伴家持(オオトモノヤカモチ)が関係していたらしい。集の組織には不統一が目につくが、基本的には雑歌・相聞・挽歌(ハ゛ンカ)の三大部立てが認められる。歌体は短歌が全体の九割以上を占めるが、他に長歌・旋頭歌(セト゛ウカ)などがある。作者は天皇から庶民まで各階層にわたり、その地域も大和(ヤマト)を中心に東国から九州にまで及んでいる。歌の大半は舒明(シ゛ョメイ)朝以後のほぼ一世紀半の間に作られたものだが、その間の歌風の変遷も著しい。主な作者に、額田王(ヌカタノオオキミ)・柿本人麻呂・高市黒人(タケチノクロヒト)・山部赤人(ヤマヘ゛ノアカヒト)・山上憶良(ヤマノウエノオクラ)・大伴旅人(オオトモノタヒ゛ト)・高橋虫麻呂(タカハシノムシマロ)・大伴家持らがいる。表記はいわゆる万葉仮名を多く用いている。後代への影響はきわめて大きい。 〔古典文学辞典 書名編〕

学研古語辞典 ページ 2435 での万葉集単語。