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せ【瀬】🔗🔉

せ【瀬】 (1)川などの流れが浅く歩いて渡れる所。浅瀬。「―を渡る」↔淵(ふち)。(2)川の流れの急な所。また、海水の流れ。潮流。「―を下る」「潮―」(3)物事に出あうとき。機会。「身をすててこそ浮かぶ―もあれ」「逢(お)う―」(4)置かれている立場。「立つ―がない」(5)そのような点。ふし。「かへりて面だたしげなるを、うれしき―もまじりて、大臣(おとど)は御涙のいとまなし」〈源・葵〉(6)場所。ところ。「聞かずともここを―にせむ時鳥(ほととぎす)山田の原の杉の群立ち」〈新古今・夏〉

せ【石花・石🔗🔉

せ【石花・石 カメノテの古称。せい。〈和名抄〉

せ【施】🔗🔉

せ【施】 (1)仏教で、ほどこしをすること。法施・財施・無畏施などをいう。布施。(2)他人に物を与えること。施与(せよ)。「貧窮(びんぐう)の所に行きて其の―を受けむ」〈今昔・二・六〉

せ【諾】🔗🔉

せ【諾】 [感]承諾の意を表す応答の語。はい。うん。「否(いな)―とも言ひ放たれず憂きものは身を心ともせぬ世なりけり」〈後撰・恋五〉

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「せ」の濁音。歯茎の有声破擦子音[dz]と母音[e]とから成る音節。[dze]◆清音「せ」に対する濁音としては、本来、歯茎の有声摩擦子音[z]と母音[e]とから成る音節[ze]が相当するが、現代共通語では一般に[dze]と発音する。しかし、[ze]とも発音し、両者は音韻としては区別されない。古くは[e](あるいは[de][dze])であったかともいわれる。室町時代末には[e]であったが、近世以降[ze]からさらに[dze]に変じた。

ぜ【是】🔗🔉

ぜ【是】 道理にかなっていること。正しいこと。「はたして―か非か」↔非。

是が非でも🔗🔉

是が非でも 善悪にかかわらず。なにがなんでも。「―やりとげたい」

是を是とし非を非とす之(これ)を知と謂(い)う🔗🔉

是を是とし非を非とす之(これ)を知と謂(い)う 《「荀子」脩身から》よいものはよい、悪いものは悪いと道理によって判断することが、ほんとうの知識である。是是非非。

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[終助]《終助詞「ぞ」に終助詞「え」の付いた「ぞえ」の音変化》活用語の終止形に付く。(1)親しみを込めて軽く念を押す意を表す。「一服しよう―」「うまくいった―」「明日までに頼んだ―」(2)相手を脅したり、高慢に見下して注意を喚起したりする意を表す。「どうなっても知らない―」「つまらんことは言わないほうがいい―」◆近世後期、江戸語から用いられた。男性語で、ややぞんざいな感じを伴う。

大辞泉 ページ 8286