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大辞林の検索結果 (12)

たい【鯛】🔗🔉

たい タヒ [1] 【鯛】 スズキ目タイ科の海魚の総称。全長30〜100センチメートル。マダイ・キダイ・チダイ・クロダイなどの一一種がいる。特にマダイをさすことが多い。体は楕円形で強く側扁し,体高が大きい。体色は赤いものが多い。姿が美しく,美味な点から日本では魚類の王とされる。また,語呂が合うことから「めでたい」魚とされ,祝い膳などに出される。多くは本州中部以南の沿岸に分布。

たい=の尾より鰯(イワシ)の頭(アタマ)🔗🔉

――の尾より鰯(イワシ)の頭(アタマ) 大きい団体で低い地位に甘んじているよりも,小さい団体でもその長となる方がよい。鶏口(ケイコウ)となるも牛後(ギユウゴ)となるなかれ。

たい-あみ【鯛網】🔗🔉

たい-あみ タヒ― [0] 【鯛網】 鯛漁に用いる網の総称。普通は鯛のしばり網をいう。[季]春。

たい-ぐるま【鯛車】🔗🔉

たい-ぐるま タヒ― [3] 【鯛車】 玩具の一。張り子または板製の鯛に車をつけ,引いて遊ぶもの。 鯛車 [図]

たい-ちゃづけ【鯛茶漬(け)】🔗🔉

たい-ちゃづけ タヒ― [3] 【鯛茶漬(け)】 鯛の刺身を熱い飯の上に並べ,薬味・醤油を添え,茶をかけたもの。鯛茶。

たい-ちり【鯛ちり】🔗🔉

たい-ちり タヒ― [0] 【鯛ちり】 鯛の切り身を主にしたちり鍋。

たい-みそ【鯛味噌】🔗🔉

たい-みそ タヒ― [0] 【鯛味噌】 鯛のすり身をまぜ込んだ味噌。

たい-めし【鯛飯】🔗🔉

たい-めし タヒ― [0] 【鯛飯】 (1)ほぐした鯛の身を炊き込んだ味つけ飯。また,鯛のそぼろをかけた飯にもいう。 (2)賽(サイ)の目に切った鯛を,炊き上がる頃の飯の上にのせて蒸し,すまし汁をかけて食べるもの。

たい-めん【鯛麺】🔗🔉

たい-めん タヒ― [0] 【鯛麺】 ゆでたそうめんに,煮た鯛の汁と身を添えつけた料理。

たい-やき【鯛焼(き)】🔗🔉

たい-やき タヒ― [0] 【鯛焼(き)】 鯛の形をした鉄製の型に小麦粉を溶いたものを流し込み,餡(アン)を入れて焼いた菓子。

たいや-ていりゅう【鯛屋貞柳】🔗🔉

たいや-ていりゅう タヒヤテイリウ 【鯛屋貞柳】 (1654-1734) 江戸中期の狂歌師。永田氏。通称,善八。別号,油煙斎・由縁斎。紀海音の兄。大坂の人。最初の専門狂歌師で,享保期上方狂歌壇の中心的人物。著「家津登(イエヅト)」「油縁斎置土産」など。

たい【鯛】(和英)🔗🔉

たい【鯛】 a sea bream.

大辞泉の検索結果 (15)

たい【×鯛】たひ🔗🔉

たい【×鯛】たひ スズキ目タイ科の海水魚の総称。体は楕円形で著しく側扁し、多くは淡紅色。脂肪が少ないので味が落ちにくく、縄文時代からすでに食用にされている。姿が美しく、また、「めでたい」に通じるところから縁起のよい魚とされ、祝い膳(ぜん)に尾頭つきで用いられることが多い。マダイ・キダイ・チダイやクロダイ・ヘダイなどがあるが、特にマダイをさす。

鯛の尾より鰯(いわし)の頭🔗🔉

鯛の尾より鰯(いわし)の頭 大きい団体で人の後に従うよりは、小さな団体でもそのかしらとなるほうがよいということ。鶏口となるも牛後となるなかれ。

たい‐あみ【×鯛網】たひ‐🔗🔉

たい‐あみ【×鯛網】たひ‐ タイを捕るのに用いる巻き網。瀬戸内海の鯛縛網(たいしばりあみ)が有名。《季 春》「―や浜街道は山に入り/百

たい‐ぐるま【×鯛車】たひ‐🔗🔉

たい‐ぐるま【×鯛車】たひ‐ 郷土玩具の一。張り子または木製の鯛に車をつけて引き回すようにしたもの。鹿児島県隼人(はやと)町・新潟県三条市・埼玉県鴻巣(こうのす)市などのものが知られる。

たい‐ちゃづけ【×鯛茶漬(け)】たひ‐🔗🔉

たい‐ちゃづけ【×鯛茶漬(け)】たひ‐ 鯛の刺身を飯にのせ、醤油・薬味などを添え、茶をかけたもの。鯛茶。

たい‐ちり【×鯛ちり】たひ‐🔗🔉

たい‐ちり【×鯛ちり】たひ‐ 鯛の身を主材料にしたちり鍋。《季 冬》

たい‐の‐うら【鯛浦】たひ‐🔗🔉

たい‐の‐うら【鯛浦】たひ‐ 千葉県南部、天津小湊(あまつこみなと)町の海岸。タイ生息地で、特別天然記念物に指定。日蓮の誕生に際し大鯛が飛び上がったという伝説の地。妙(たえ)浦。

たい‐の‐え【×鯛の×餌】たひ‐ゑ🔗🔉

たい‐の‐え【×鯛の×餌】たひ‐ゑ ウオノエ科の甲殻類のうち、タイの口の中に寄生するものの総称。体長二〜四センチで、淡黄色ないし乳白色。

たいのむこ‐げんぱち【×鯛の婿源八】たひのむこ‐🔗🔉

たいのむこ‐げんぱち【×鯛の婿源八】たひのむこ‐ マツカサウオの別名。

たい‐みそ【×鯛味×噌】たひ‐🔗🔉

たい‐みそ【×鯛味×噌】たひ‐ 味噌に鯛のそぼろをまぜた、なめ味噌の一種。

たい‐めし【×鯛飯】たひ‐🔗🔉

たい‐めし【×鯛飯】たひ‐ (1)鯛のそぼろをのせた飯。(2)飯を炊く途中で鯛の身をのせ、醤油味で炊き上げる飯。(3)鯛の刺身をごま醤油に浸し、熱い飯にのせて食べるもの。

たい‐めん【×鯛×麺】たひ‐🔗🔉

たい‐めん【××麺】たひ‐ 蒸したり焼いたりした鯛を、丸ごと、ゆでたそうめんと盛り合わせたもの。

たい‐やき【×鯛焼(き)】たひ‐🔗🔉

たい‐やき【×鯛焼(き)】たひ‐ 鯛の形の鉄型に溶いた小麦粉の生地を流し込み、あんを入れて焼いた菓子。《季 冬》「前へ進む眼して―三尾並ぶ/草田男」

たいや‐ていりゅう【鯛屋貞柳】たひやテイリウ🔗🔉

たいや‐ていりゅう【鯛屋貞柳】たひやテイリウ一六五四〜一七三四]江戸中期の狂歌師。大坂の人。鯛屋という屋号の菓子商の出身。本名、永田良因、のち言因。通称、善八。別号、油煙斎など。紀海音の兄。上方狂歌壇の第一人者。著「置みやげ」など。

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[音]チョウ [訓]たい [部首]魚 [総画数]19 [コード]区点    3468      JIS   4264      S‐JIS 91E2 [分類]人名用漢字 [難読語] →まとう‐だい【的鯛】

日本国語大辞典の検索結果 (17)

たい【鯛】(たひ)🔗🔉

たい【鯛】(たひ) 1 タイ科に属する海魚の総称。全長三〇〜九〇センチメートル。体は楕円形で著しく側扁する。頭と口が大きく体色は赤みを帯びるものが多い。ふつうは、淡紅色で体側に青色の小斑点の散在するマダイをさす。姿が美しく美味なので日本料理では魚の王として重用し、「めでたい」に通じることから古くから祝いの料理に供する。マダイの代用にするチダイ、キダイのほかヘダイ、クロダイなど種類が多く、背びれにある軟条の数や形などによって分類される。日本近海でとれ、特に瀬戸内海に多い。 2 大きな利益やすばらしい財宝などのたとえ。「海老で鯛を釣る」などの形で用いる。 3 (膝に1を抱えているところから)えびすの異称。 ●鯛の尾より鰯(いわし)の頭(かしら) 大きな団体の属員になるよりは、小さな団体でも、そのかしらとなることのほうがよいということ。鶏口となるも牛後となるなかれ。

●鯛の尾より鰯(いわし)の頭(かしら)🔗🔉

●鯛の尾より鰯(いわし)の頭(かしら) 大きな団体の属員になるよりは、小さな団体でも、そのかしらとなることのほうがよいということ。鶏口となるも牛後となるなかれ。 た‐い【田井】(‥ゐ) 田にひく水をためるところ。

たい‐あみ【鯛網】(たひ‥)🔗🔉

たい‐あみ【鯛網】(たひ‥) 巻網の一種。鯛の群れを包み込んで捕獲するのに用いる網。鯛縛り網。《季・春》

たい‐ぐるま【鯛車】(たひ‥)🔗🔉

たい‐ぐるま【鯛車】(たひ‥) 小児のおもちゃ。はりこの鯛に車をつけて、引くようにしたもの。

たい‐せんべい【鯛煎餅】(たひ‥)🔗🔉

たい‐せんべい【鯛煎餅】(たひ‥) 鯛の肉をすりつぶして、小麦粉などにまぜて鯛の形に焼いた煎餅。房州地方の名産。

たい‐ちゃ【鯛茶】(たひ‥)🔗🔉

たい‐ちゃ【鯛茶】(たひ‥) =たいちゃづけ(鯛茶漬)

たい‐ちゃづけ【鯛茶漬】(たひ‥)🔗🔉

たい‐ちゃづけ【鯛茶漬】(たひ‥) 鯛の刺身に醤油、紫蘇の実などを添え、熱い飯の上にのせ、茶をかけたもの。

たい‐ちり【鯛ちり】(たひ‥)🔗🔉

たい‐ちり【鯛ちり】(たひ‥) 鯛の切り身を豆腐や野菜とともに鍋で煮て酢醤油などをつけて食べる料理。

たい‐の‐うら【鯛ノ浦】(たひ‥)🔗🔉

たい‐の‐うら【鯛ノ浦】(たひ‥) 千葉県南東部、天津小湊町にある内浦湾の一海域。鯛の群生地で、日蓮誕生のときに大きな鯛が海上に飛びはねたという伝説から、鯛の禁漁区となる。天然記念物。妙ノ浦。

たい‐の‐え【鯛の餌】(たひ‥ゑ)🔗🔉

たい‐の‐え【鯛の餌】(たひ‥ゑ) 1 「ゆむし()」の異名。 2 ウオノエ科の節足動物。体長約二〜四センチメートルで雌の方が大きい。体は扁平な楕円形で板状の体節からなる。全体に黄白色ないし暗灰色。付着するのに適したかぎ形の小さな胸肢をもつ。タイ科の魚の口内に寄生し、その状態が鯛が餌をくわえているように見えるところからの名。

たいのむこ‐げんぱち【鯛の婿源八】(たひのむこ‥)🔗🔉

たいのむこ‐げんぱち【鯛の婿源八】(たひのむこ‥) 「まつかさうお(松毬魚)」の異名。

たい‐ひしお【鯛醤】(たひひしほ)🔗🔉

たい‐ひしお【鯛醤】(たひひしほ) 鯛の肉で作ったひしお。

たい‐みそ【鯛味噌】(たひ‥)🔗🔉

たい‐みそ【鯛味噌】(たひ‥) 砂糖とみりんを加えて練った味噌に、鯛のほぐした身を加えて練り合わせたなめ味噌。《季・冬》

たい‐めし【鯛飯】(たひ‥)🔗🔉

たい‐めし【鯛飯】(たひ‥) 鯛のそぼろをのせた薄味の飯。

たい‐めん【鯛麺】(たひ‥)🔗🔉

たい‐めん【鯛麺】(たひ‥) ゆでた索麺(そうめん)に、煮た鯛の肉と汁をそえて盛りつけた料理。

たい‐やき【鯛焼】(たひ‥)🔗🔉

たい‐やき【鯛焼】(たひ‥) 鉄製の鯛の焼き型に、小麦粉を水でといて流し、中に餡を入れて焼いた菓子。

たいや‐ていりゅう【鯛屋貞柳】(たひやテイリウ)🔗🔉

たいや‐ていりゅう【鯛屋貞柳】(たひやテイリウ) 江戸中期の狂歌師。本名永田善八。別号、油煙斎、鳩杖子、珍菓亭など。鯛屋は家業であった菓子商の屋号。元禄・享保期の上方狂歌壇の第一人者。著「家土産」「続家土産」など。(一六五四〜一七三四)

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