複数辞典一括検索+

大辞林の検索結果 (8)

が【蛾】🔗🔉

[0] 【蛾】 鱗翅目の昆虫のうちチョウでないものの総称。触角が櫛(クシ)の歯状で,腹部が太い。多くは静止時にはねを開き,夜間に飛ぶ種が多い。幼虫はイモムシ・ケムシで,農作物や樹木の葉を食害するものが多い。完全変態をする。カイコ・ミノガ・シャクガなど日本では約五〇〇〇種が知られる。

が-び【蛾眉】🔗🔉

が-び [1] 【蛾眉】 (1)(蛾の触角のような形の)細く美しい眉(マユ)。 (2)美人。 (3)三日月。眉月。

がび-さん【蛾眉山・峨眉山】🔗🔉

がび-さん 【蛾眉山・峨眉山】 中国,四川省の四川盆地西端にある名山。海抜3099メートル。五台山・天台山とともに中国の仏教の三大霊山といわれる。オーメイ-シャン。

ひいる【蛾】🔗🔉

ひいる ヒヒル 【蛾】 蛾(ガ)の総称。特に,カイコが羽化した蛾をいう。「越前の国の司,白き―献る/日本書紀(持統訓)」

ひひる【蛾】🔗🔉

ひひる 【蛾】 ⇒ひいる(蛾)

ひ-むし【蛾】🔗🔉

ひ-むし 【蛾】 蛾(ガ)。特に,蚕の蛾。「―羽の衣だに着ずに/万葉 3336」

ひむし-の-ころも【蛾の衣】🔗🔉

ひむし-の-ころも 【蛾の衣】 蚕がこもっている繭。また,絹の衣服とも。「夏蚕(ムシ)の―二重着て/日本書紀(仁徳)」

が【蛾】(和英)🔗🔉

が【蛾】 a moth.→英和

大辞泉の検索結果 (5)

が【×蛾】🔗🔉

が【×蛾】 鱗翅(りんし)目の昆虫のうち、チョウ類を除いたものの総称。主に、夜間活動し、胴が太く地味な色で、触角は糸状・羽毛状・くしの歯状などをし、静止するときにチョウのように翅(はね)を立てないものをいう。幼虫は毛虫や芋虫が多く、さなぎになるときに繭を作るものが多い。日本には約五〇〇〇種が分布。カイコガ・ハマキガ・ドクガ・スズメガ・ヤガ・シャクガ・ヒトリガなど。《季 夏》

が‐び【×蛾×眉・×娥×眉】🔗🔉

が‐び【××眉・××眉】 蛾の触角のように細く弧を描いた美しいまゆ。転じて、美人。「嫁たるものは―を顰(ひそ)めて」〈紅葉・二人女房〉

ひいる【×蛾】ひひる🔗🔉

ひいる【×蛾】ひひる(が)の古称。特に、蚕(かいこ)の蛾をいう。「愚人の貪(ふけ)る所は、―の火に投(い)るが如し」〈霊異記・下〉

ひ‐むし【×蛾】🔗🔉

ひ‐むし【×蛾】 蚕のさなぎ。また、その羽化したもの。ひひるむし。「夏虫の―の衣二重着て隠(かく)み宿りはあに良くもあらず」〈仁徳紀・歌謡〉

日本国語大辞典の検索結果 (6)

が【蛾】🔗🔉

が【蛾】 鱗翅目の昆虫のうち、チョウ類を除いたものの総称。形、大きさなどチョウによく似るが、ふつう体が太く、鱗片が密生し、はねは比較的狭く、一部のものを除き、はねを広げたまま止まり、夜間に活動するなどの点で区別される。色は一般に地味で、触角はくし状、羽毛状、葉状などある。卵、幼虫、さなぎ、成虫と完全変態し、幼虫はイモムシかケムシ形。カイコによる生糸、ヤママユガによる天蚕糸(てぐす)の生産など益虫もいるが、作物の葉を食害するものが多い。メイガ、シャクガ、ドクガ、ミノガなど日本では約五〇〇〇種知られる。《季・夏》

が‐び【蛾眉・娥眉】🔗🔉

が‐び【蛾眉・娥眉】 1 蛾の眉(触角)のように三日月形にすんなり曲がった、女の美しい眉。 2 転じて、美人。 3 三日月。眉月。とくに俳諧では、陰暦八月三日の月。《季・秋》

が‐りん【蛾輪】🔗🔉

が‐りん【蛾輪】 蚕の蛾に産卵させるのに用いるブリキ製の輪切り状の器具。交尾後の雌の蛾を一匹ずつ台紙にのせ、その上にかぶせて産卵させる。

ひいる【蛾】(ひひる)🔗🔉

ひいる【蛾】(ひひる) (「ひいる(沖)」と同源かという)昆虫の蛾(が)の総称。後には、特に蚕の蛹(さなぎ)の羽化した、蚕蛾(かいこが)をいう場合が多い。*霊異記‐下・一八(真福寺本訓釈)「愚人の貪る所は、蛾(ヒヒル)の火に投(い)るが如し」

ひひる【蛾】🔗🔉

ひひる【蛾】 ⇒ひいる(蛾)

ひ‐むし【蛾・火虫】🔗🔉

ひ‐むし【蛾・火虫】 1 (蛾)蛾(が)。特に蚕(かいこ)のさなぎが羽化したもの。また、蚕のさなぎ。 2 夏の夜など灯火に集まって来る蛾などの虫。《季・夏》

大辞林+大辞泉+日本国語大辞典で始まるの検索結果。