大辞林の検索結果 (1)
いわみ-ぎんざん イハミ― [4] 【石見銀山】
(1)島根県大田(オオダ)市大森にあった大銀山。一六世紀の初頭に発見され,江戸時代には幕府直轄となり,一七世紀初頭が最盛期。1923年(大正12)休山。大森銀山。
(2)石見銀山から出るヒ石で製造した殺鼠(サツソ)剤。毒薬にも使われた。「―鼠とり薬でも食つたらう/滑稽本・浮世風呂 4」
大辞泉の検索結果 (1)
いわみ‐ぎんざん【石見銀山】いはみ‐
[一]島根県大田(おおだ)市大森にあった銀山。戦国時代に開発され、江戸時代には幕府の直轄領となる。明治以降は銅も産出。大正一二年(一九二三)に閉山。大森銀山。[二]石見銀山から副産物として出る砒石(ひせき)で作った殺鼠(さつそ)剤。
日本国語大辞典の検索結果 (3)
いわみ‐ぎんざん【石見銀山】(いはみ‥)
石見国(島根県)の銀山の総称。鎌倉後期発見。豊臣秀吉が直轄地とし、江戸幕府も、大森に銀山奉行を置き直轄した。大森銀山。
いわみぎんざん‐ねずみとりぐすり【石見銀山鼠取薬】(いはみギンザン‥)
石見銀山(島根県)の副産物砒石(ひせき)で作った殺鼠剤。石見銀山。
いわみぎんざん‐ぶぎょう【石見銀山奉行】(いはみギンザンブギャウ)
江戸幕府の職名。石見銀山を統轄するもの。慶長六年に設けられたが、延宝三年からは代官支配となる。
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