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大辞林の検索結果 (8)

いしみかわ【石見川】🔗🔉

いしみかわ イシミカハ [3] 【石見川】 タデ科の一年草。原野・路傍の草地に自生。つる性で,長さ2メートルに及ぶ。葉は互生し,三角状。茎・葉柄に逆向きのとげがある。夏,茎の先の円い托葉(タクヨウ)上に緑白色の花を数個つける。果実は球形で藍(アイ)色。サデクサ。

いわみ【石見】🔗🔉

いわみ イハミ 【石見】 旧国名の一。島根県西部に相当。石州(セキシユウ)。

いわみ-がた【石見潟】🔗🔉

いわみ-がた イハミ― 【石見潟】 島根県那賀郡から江津市にかけての海浜。((歌枕))「つらけれど人には言はず―うらみぞ深き心一つに/拾遺(恋五)」 〔多く「言う」の意をかけ,また石見潟の浦廻(ウラミ)というところから浦廻と同音の「恨み」にかかる枕詞のようにも用いられる〕

いわみ-がわら【石見瓦】🔗🔉

いわみ-がわら イハミガハラ [4] 【石見瓦】 石見地方で産する瓦。釉薬(ユウヤク)を用い重厚な光沢をもつ。

いわみ-ぎん【石見銀】🔗🔉

いわみ-ぎん イハミ― [3] 【石見銀】 江戸時代,石見銀山で運上銀として鋳造した灰吹き銀。

いわみ-ぎんざん【石見銀山】🔗🔉

いわみ-ぎんざん イハミ― [4] 【石見銀山】 (1)島根県大田(オオダ)市大森にあった大銀山。一六世紀の初頭に発見され,江戸時代には幕府直轄となり,一七世紀初頭が最盛期。1923年(大正12)休山。大森銀山。 (2)石見銀山から出るヒ石で製造した殺鼠(サツソ)剤。毒薬にも使われた。「―鼠とり薬でも食つたらう/滑稽本・浮世風呂 4」

いわみ-ばんし【石見半紙】🔗🔉

いわみ-ばんし イハミ― [4] 【石見半紙】 和紙の一。江戸時代,石見国津和野藩・浜田藩で生産が始まった。きわめて丈夫なため,障子紙・帳簿用紙・包装紙などに用いられる。石州半紙。

いわみ-やき【石見焼】🔗🔉

いわみ-やき イハミ― [0] 【石見焼】 島根県産の焼き物の総称。日用陶器が多い。

大辞泉の検索結果 (5)

いしみかわ【石見川】いしみかは🔗🔉

いしみかわ【石見川】いしみかは タデ科の一年草。畑や道端などの草地に生え、茎は半ば地上をはい、逆向きのとげで物にひっかかる。葉は三角形で、托葉をもつ。秋、淡緑色の小花を短い穂状につけ、果実は丸く、藍(あい)色の萼(がく)に包まれる。

いわみ【石見】いはみ🔗🔉

いわみ【石見】いはみ 旧国名の一。現在の島根県西部にあたる。石州。

いわみ‐がた【石見潟】いはみ‐🔗🔉

いわみ‐がた【石見潟】いはみ‐ 島根県江津市から那賀郡にかけての海岸。《歌枕》「つらけれど人には言はず―うらみぞ深き心一つに」〈拾遺・恋五〉

いわみ‐ぎん【△石見銀】いはみ‐🔗🔉

いわみ‐ぎん【石見銀】いはみ‐ 江戸時代、石見銀山で運上銀として鋳造していたふぞろいの灰吹き銀。

いわみ‐ぎんざん【石見銀山】いはみ‐🔗🔉

いわみ‐ぎんざん【石見銀山】いはみ‐ [一]島根県大田(おおだ)市大森にあった銀山。戦国時代に開発され、江戸時代には幕府の直轄領となる。明治以降は銅も産出。大正一二年(一九二三)に閉山。大森銀山。[二]石見銀山から副産物として出る砒石(ひせき)で作った殺鼠(さつそ)剤。

日本国語大辞典の検索結果 (10)

いしみかわ【石見川・杠板帰・石膠】(いしみかは)🔗🔉

いしみかわ【石見川・杠板帰・石膠】(いしみかは) 1 タデ科の一年草。各地の原野、路傍に生える。茎はつる性で長さ約二メートルに達し、逆向きのとげがある。葉は三角形状で先が鋭くとがる。托葉(たくよう)は丸い盾(たて)形で茎はその中央を貫く。秋、淡緑白色の小さい花が穂となって咲く。実は不明瞭な三つの角をもつ紫色の球形で、数個かたまり、藍色の宿存がくに包まれる。 2 「つるそば(蔓蕎麦)」の誤称。

いわみ【石見】(いはみ)🔗🔉

いわみ【石見】(いはみ) 山陰道八か国の一つ。大化改新により一国となる。鎌倉時代は佐々木氏、藤原兼高とその一族、室町時代には大内義弘、その後、吉見、益田氏らが割拠し、再び大内氏が統一。のち毛利氏が領有。明治維新後大森、浜田県を経て明治九年島根県の西半部を形成。石州。

いわみ‐がた【石見潟】(いはみ‥)🔗🔉

いわみ‐がた【石見潟】(いはみ‥) 石見国(島根県)の海岸。歌枕。石見潟の浦廻(うらみ)というところから、「浦廻」と同音の「恨み」にかかる枕詞としても用いる。

いわみ‐ぎん【石見銀】(いはみ‥)🔗🔉

いわみ‐ぎん【石見銀】(いはみ‥) 江戸時代、幕府直轄領の石見国(島根県)の銀山で精錬した灰吹銀。

いわみ‐ぎんざん【石見銀山】(いはみ‥)🔗🔉

いわみ‐ぎんざん【石見銀山】(いはみ‥) 石見国(島根県)の銀山の総称。鎌倉後期発見。豊臣秀吉が直轄地とし、江戸幕府も、大森に銀山奉行を置き直轄した。大森銀山。

いわみぎんざん‐ねずみとりぐすり【石見銀山鼠取薬】(いはみギンザン‥)🔗🔉

いわみぎんざん‐ねずみとりぐすり【石見銀山鼠取薬】(いはみギンザン‥) 石見銀山(島根県)の副産物砒石(ひせき)で作った殺鼠剤。石見銀山。

いわみぎんざん‐ぶぎょう【石見銀山奉行】(いはみギンザンブギャウ)🔗🔉

いわみぎんざん‐ぶぎょう【石見銀山奉行】(いはみギンザンブギャウ) 江戸幕府の職名。石見銀山を統轄するもの。慶長六年に設けられたが、延宝三年からは代官支配となる。

いわみ‐せきれい【石見鶺鴒】(いはみ‥)🔗🔉

いわみ‐せきれい【石見鶺鴒】(いはみ‥) セキレイ科の鳥。全長約一八センチメートル。背面はオリーブ色、腹面は黄白色で胸に黒帯がある。ユーラシア大陸に分布し、日本には少ない。みやませきれい。《季・秋》

いわみ‐たろう【石見太郎】(いはみタラウ)🔗🔉

いわみ‐たろう【石見太郎】(いはみタラウ) 入道雲。

いわみ‐やき【石見焼】(いはみ‥)🔗🔉

いわみ‐やき【石見焼】(いはみ‥) 島根県大田市、邇摩郡、江津市、浜田市の三十余の陶器窯から産する日用粗陶器。宝暦年間に始まったとされる。

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