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大辞林の検索結果 (17)

しゅん【旬】🔗🔉

しゅん [1][0] 【旬】 (1)魚介類・野菜などの,味のよい食べ頃の時期。出盛りの時期。「―の野菜」 (2)物事を行うのに最適の時期。 (3)朝廷の年中行事の一。天皇が臣下から政務を聞き,祝宴を催したこと。古くは毎月一日・一一日・一六日・二一日に,平安中期以後は四月一日と一〇月一日を例とし,それぞれ孟夏の旬・孟冬の旬といい,扇・氷魚(ヒオ)を賜った。旬儀。旬政。

じゅん【旬】🔗🔉

じゅん [1] 【旬】 (1)一〇日。特に一か月を三分したときの,それぞれの一〇日間。「上―・中―・下―」「入道相国失せ給ひて後,わづかに五―をだにも過ぎざるに/平家 6」 (2)10年を一期とするときの称。「五―の齢(ヨワイ)の流車,坂に下る/海道記」

じゅん-かん【旬刊】🔗🔉

じゅん-かん [0] 【旬刊】 一〇日ごとに発行されること。またその出版物。

じゅん-かん【旬間】🔗🔉

じゅん-かん [0] 【旬間】 (行事などの行われる)一〇日間。「交通安全―」

しゅん-ぎ【旬儀】🔗🔉

しゅん-ぎ [1] 【旬儀】 「旬{(3)}」に同じ。旬の儀。

じゅん-げつ【旬月】🔗🔉

じゅん-げつ [1][0] 【旬月】 (1)一〇日,あるいは一か月。転じて,わずかの日数。 (2)一〇か月。

しゅん-さい【旬祭】🔗🔉

しゅん-さい [0] 【旬祭】 毎月一日・一一日・二一日の三回に賢所(カシコドコロ)・神殿・皇霊殿で行われる宮中の祭典。

じゅん-さく【旬朔】🔗🔉

じゅん-さく [0] 【旬朔】 一〇日とついたち。また,一〇日間。

じゅん-し【旬試】🔗🔉

じゅん-し [1] 【旬試】 ⇒旬(ジユン)の試(シ)

じゅん-じつ【旬日】🔗🔉

じゅん-じつ [0] 【旬日】 一〇日。一〇日間。また,わずかな日数。「―にして完成した」

しゅん-せい【旬政】🔗🔉

しゅん-せい [0] 【旬政】 旬(シユン){(3)}の際に行われた,天皇が政務を聞く儀式。

じゅん-の-し【旬の試】🔗🔉

じゅん-の-し 【旬の試】 律令制で,大学・国学の学生に一〇日ごとに課せられた経書に関しての試験。旬試。帖試。

じゅん-ぽう【旬報】🔗🔉

じゅん-ぽう [0][1] 【旬報】 (1)一〇日ごとに出る新聞や雑誌。 (2)一〇日ごとに出す報告。

じゅん-よ【旬余】🔗🔉

じゅん-よ [1] 【旬余】 一〇日あまり。

しゅん【旬(である,ない)】(和英)🔗🔉

しゅん【旬(である,ない)】 (be in,be out of) season.→英和

じゅんかん【旬刊の】(和英)🔗🔉

じゅんかん【旬刊の】 published every ten days.

じゅんぽう【旬報】(和英)🔗🔉

じゅんぽう【旬報】 a ten-day report[magazine,newspaper].

大辞泉の検索結果 (16)

しゅん【△旬】🔗🔉

しゅん【旬】 (1)魚介類や蔬菜(そさい)・果物などの、最も味のよい出盛りの時期。「―の魚」「たけのこの―」(2)物事を行うのに最も適した時期。「紅葉狩りの―」(3)古代、宮中で行われた年中行事の一。天皇が紫宸殿(ししんでん)に出御、臣下に酒を賜り、政務を聞く儀式。もとは毎月一日・一一日・一六日・二一日に行われたが、平安中期以後は四月と一〇月の一日だけとなった。四月を孟夏(もうか)の旬、一〇月を孟冬(もうとう)の旬といい、合わせて二孟の旬という。このほか、朔旦(さくたん)冬至の旬など、臨時の旬もあった。

じゅん【旬】🔗🔉

じゅん【旬】 (1)一〇日。特に、一か月を三分した、それぞれの一〇日間。→上旬 →中旬 →下旬(2)一〇年を一期とした称。「齢(よわい)七―を迎える」

しゅん‐えん【△旬宴】🔗🔉

しゅん‐えん【旬宴】(しゆん)(3)のときに催される宴。

じゅん‐かん【旬刊】🔗🔉

じゅん‐かん【旬刊】 新聞・雑誌などを定期的に一〇日ごとに刊行すること。また、その刊行物。

じゅん‐かん【旬間】🔗🔉

じゅん‐かん【旬間】 行事などを行うために、特に区切られた一〇日間。「交通安全―」

じゅん‐げつ【旬月】🔗🔉

じゅん‐げつ【旬月】 (1)一〇日間、あるいは、一か月。転じて、わずかな日数。「―の間(かん)に迫る」(2)一〇か月。「はや―を経る」

しゅん‐さい【旬祭】🔗🔉

しゅん‐さい【旬祭】 毎月一日・一一日・二一日に、宮中の賢所(かしこどころ)・神殿・皇霊殿で行われる祭典。

じゅん‐さく【旬×朔】🔗🔉

じゅん‐さく【旬×朔】 (1)一〇日とついたち。(2)一〇日間。

じゅん‐し【旬試】🔗🔉

じゅん‐し【旬試】 ⇨旬(じゆん)の試(し)

じゅん‐じつ【旬日】🔗🔉

じゅん‐じつ【旬日】 一〇日間。一〇日くらいの日数。「―を経ずして連絡が入る」

じゅん‐ねん【旬年】🔗🔉

じゅん‐ねん【旬年】 一〇年。一〇か年。

じゅん‐の‐し【旬の試】🔗🔉

じゅん‐の‐し【旬の試】 律令制の国学・大学で、一〇日ごとに学生に課した試験。旬試。

しゅん‐はずれ【△旬外れ】‐はづれ🔗🔉

しゅん‐はずれ【旬外れ】‐はづれ 時期や季節に合わないこと。季節はずれ。時期はずれ。「―の果物」

じゅん‐ぽう【旬報】🔗🔉

じゅん‐ぽう【旬報】 一〇日ごとに出す報告。また、一〇日ごとに刊行される雑誌・新聞など。

じゅん‐よ【旬余】🔗🔉

じゅん‐よ【旬余】 一〇日余り。一〇日以上。

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[音]ジュン    シュン [訓]しゅん [部首]日 [総画数]6 [コード]区点    2960      JIS   3D5C      S‐JIS 8F7B [分類]常用漢字

日本国語大辞典の検索結果 (18)

しゅん【旬】🔗🔉

しゅん【旬】 (「しゅん」は漢音) 1 中古、朝廷で行われた年中行事の一つ。毎月、一日、一一日、一六日、二一日に、天皇が臣下から政務をきく儀式。はじめは毎月行われたが、のち、四月一日と一〇月一日だけとなって、四月を孟夏の旬、一〇月を孟冬の旬と称し、合わせて二孟の旬という。この日、司奏・監物奏・六府番奏・少納言庭立奏などの諸官の奏、歌舞、賜禄などの事があり、孟夏の旬には扇、孟冬の旬には氷魚を賜るのを例とした。また、天皇の出御のない時は、平座(ひらざ)と称して略儀としたが、後世は多く平座となった。諒闇(りょうあん)、忌日などには行なわれず、日食の際にはその翌日となる。恒例の旬の外に臨時の旬があり、一一月一日の冬至にあたった時は朔冬旦至の旬、内裏新造後には新所の旬、即位後には万機の旬が行れた。 2 魚介・果物・野菜など、季節の食物が出盛りの時。物がよく熟した時節。また、最も味がよい季節。「今は鰺(あじ)の旬だ」 3 (2から転じて)物事を行うのに、最も適した時期。最も盛んな時期。「嫁入りの旬」 4 時候。季節。じゅん。 ●旬の鞠(まり) 鎌倉時代、毎月の上旬・中旬・下旬に一回ずつ行われた蹴鞠(しゅうきく)の行事。公卿・武人の中から鞠の上手を選んで演じさせた。

●旬の鞠(まり)🔗🔉

●旬の鞠(まり) 鎌倉時代、毎月の上旬・中旬・下旬に一回ずつ行われた蹴鞠(しゅうきく)の行事。公卿・武人の中から鞠の上手を選んで演じさせた。 しゅん【俊・雋・儁】 (形動)才知のすぐれているさま。「生まれ俊にして」

じゅん【旬】🔗🔉

じゅん【旬】 1 一〇日。特に、一か月を三分したときの、それぞれの一〇日間前後。一日から一〇日までを上旬、一一日から二〇日までを中旬、二一日から月末までを下旬という。 2 一〇年を一期とする時の称。「齢八旬に余る」 3 =しゅん(旬)4 ●旬の試(し) 律令制の国学・大学で、一〇日ごとに博士が学生に課した試験。経書などの中の、千字につき一か所の三字を示して、読み方を暗誦させ、また二千字につき一条ずつ三条の講義を試み、二条通過すれば及第とした。旬試。

●旬の試(し)🔗🔉

●旬の試(し) 律令制の国学・大学で、一〇日ごとに博士が学生に課した試験。経書などの中の、千字につき一か所の三字を示して、読み方を暗誦させ、また二千字につき一条ずつ三条の講義を試み、二条通過すれば及第とした。旬試。 じゅん【巡】 1 まわり。めぐり。一まわりしてまたくりかえす意にも用いる。 2 =じゅんしゃく(巡爵) 〔接尾〕ひとまわりした回数を表すのに用いる。まわり。めぐり。

しゅん‐えん【旬宴】🔗🔉

しゅん‐えん【旬宴】 (「しゅん」は「旬」の漢音)朝廷で、旬1の際に、群臣に賜った酒宴。

じゅん‐かん【旬刊】🔗🔉

じゅん‐かん【旬刊】 新聞、雑誌などを一〇日めごとに発行すること。また、そのもの。

じゅん‐かん【旬間】🔗🔉

じゅん‐かん【旬間】 一〇日のあいだ。一〇日間。

じゅん‐き【順気・旬季】🔗🔉

じゅん‐き【順気・旬季】 1 順当な気候。順当な季節。 2 順調な気分。 3 気候に順応すること。 4 取引相場で、米作によい天候をいう語。

じゅん‐げつ【旬月】🔗🔉

じゅん‐げつ【旬月】 1 一〇日あるいは一か月。転じて、わずかの年月。 2 まる一か月。また、月余。 3 一〇か月。

じゅん‐さい【旬祭】🔗🔉

じゅん‐さい【旬祭】 賢所・神殿・皇霊殿で、毎月一日・一一日・二一日に行われる宮中の祭典。

じゅん‐さく【旬朔】🔗🔉

じゅん‐さく【旬朔】 一〇日とついたち。また、一〇日間。

じゅん‐し【旬試】🔗🔉

じゅん‐し【旬試】 ⇒じゅん(旬)の試(し)

じゅん‐じつ【旬日】🔗🔉

じゅん‐じつ【旬日】 一〇日。一〇日の間。

しゅん‐せい【旬政】🔗🔉

しゅん‐せい【旬政】 =しゅん(旬)1

じゅん‐ねん【旬年】🔗🔉

じゅん‐ねん【旬年】 一〇年をいう。

しゅん‐はずれ【旬外】(‥はづれ)🔗🔉

しゅん‐はずれ【旬外】(‥はづれ) (形動)(「じゅんはずれ」とも)好適の時期、季節にはずれていること。また、そのさま。季節はずれ。時期はずれ。

じゅん‐ぽう【旬報】🔗🔉

じゅん‐ぽう【旬報】 一〇日ごとの報告。また、雑誌などの一〇日ごとに出る刊行物。

じゅん‐よ【旬余】🔗🔉

じゅん‐よ【旬余】 一〇日以上の日数。一〇日余り。

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