大辞林の検索結果 (3)
そくな・う【損なう】🔗⭐🔉振
そくな・う ソクナフ [3] 【損なう】 (動ワ五[ハ四])
「そこなう(損)」の転。「借り―・つたので,すぐ返した/三四郎(漱石)」
そこな・う【損なう・害う】🔗⭐🔉振
そこな・う ソコナフ [3] 【損なう・害う】 (動ワ五[ハ四])
(1)物をこわす。傷つける。「秘蔵の名器を―・う」
(2)悪い状態にする。害する。「機嫌を―・う」「健康を―・う」「友好関係を―・う」
(3)(動詞の連用形に付いて)(ア)…するのに失敗する。「ボールをとり―・う」「書き―・う」(イ)もう少しで…しそうになる。「死に―・うところだった」「おぼれ―・う」
(4)人を殺傷する。「盗人多くて人を―・ふなり/宇津保(俊蔭)」
大辞泉の検索結果 (1)
そこな・う【損なう・△害う】そこなふ🔗⭐🔉振
そこな・う【損なう・△害う】そこなふ
[動ワ五(ハ四)](1)物をこわして、だめにする。傷つける。「器物を―・う」(2)人の気持ちやからだの調子を悪くする。「感情を―・う」「健康を―・う」(3)殺傷する。「一兵も―・うことなく」(4)(動詞の連用形に付いて)㋐…するのに失敗する。「書き―・う」㋑…する機会を逸する。「乗り―・う」「見舞状を出し―・う」
日本国語大辞典の検索結果 (2)
そく‐な・う【損なう】(‥なふ)🔗⭐🔉振
そく‐な・う【損なう】(‥なふ)
〔他ハ四〕(「そこなう」の変化。多くは動詞の連用形に付けて補助動詞として用いる)=そこなう(損)
*滑・浮世風呂‐二「跡の替り目も見損(ソク)なったよ」

そこ‐な・う【損なう・害う】(‥なふ)🔗⭐🔉振
そこ‐な・う【損なう・害う】(‥なふ)
〔他ワ五(ハ四)〕(「なう」は接尾語)
完全であるものを不完全にする。
1 心身を傷つける。
体の一部分をいためる。傷つける。「指をそこなう」
傷つけて命をなくす。殺傷する。*宇津保‐俊蔭「盗人おほくて、人そこなう也」
(「心地そこなう」などの形で)病気になる。*古今‐八〇「心地そこなひてわづらひける時に」
2 物事を悪い状態にさせる。
うちこわしてだめにする。*枕‐一六一「床子(さうじ)どもをみなうち倒し、そこなひたり」
人の気分などをこわす。*日葡辞書「キゲンヲ socon
(ソコナウ)」
(他の動詞の連用形に付いて補助動詞として用いる)ある動作をしながらも、その動作を全うできない、その動作に失敗する、などの意を表す。しくじる。「書きそこなう」「言いそこなう」「行きそこなう」など。








大辞林+大辞泉+日本国語大辞典に「損なう」で始まるの検索結果。