大辞林の検索結果 (4)
いっ-ち【一致】🔗⭐🔉振
いっ-ち [0] 【一致】 (名)スル
(1)いくつかのものの間に違いがなく,ぴったり合うこと。「指紋が―する」
(2)いくつかのものの間に食い違いや矛盾が見られないこと。「言行―」「意見が―する」
(3)心を一つに合わせること。「―団結」
(4)一般の常識。普通の道理。当然。「気遣ひいたすも―なれば/浮世草子・禁短気」
いっち-てん【一致点】🔗⭐🔉振
いっち-てん [3] 【一致点】
二つ以上の立場や意見の中で,相反していないところ。「話し合いで―を見いだす」
いっち-は【一致派】🔗⭐🔉振
いっち-は 【一致派】
〔法華経の後半の本門と前半の迹門(シヤクモン)の説く理は一致していると主張するところから〕
日蓮宗の一派。開祖は日朗。総本山は身延山久遠寺。日朗派。朗門派。平法華(ヒラボツケ)。現在,宗派名を単に「日蓮宗」と称するのは一致派。
→勝劣派
大辞泉の検索結果 (3)
いっ‐ち【一致】🔗⭐🔉振
いっ‐ち【一致】
[名]スル(1)二つ以上のものがぴったり一つになること。くいちがいなく同じであること。合致。「意見の―をみる」「指紋が―する」「満場―」(2)ごく普通の道理。「気遣ひいたすも―なれば」〈浮・禁短気・四〉
いっち‐てん【一致点】🔗⭐🔉振
いっち‐てん【一致点】
二つ以上の意見や立場などがぴったり合うところ。「双方の条件の―を見いだす」
いっち‐は【一致派】🔗⭐🔉振
いっち‐は【一致派】
日蓮宗の一派。法華経二十八品の後半の本門と前半の迹門(しやくもん)に説かれる理は一致したもので、勝劣はないと説く。現在の日蓮宗はこれに該当。一致方。→勝劣派
日本国語大辞典の検索結果 (4)
いっ‐ち【一致】🔗⭐🔉振
いっ‐ち【一致】
1 (―する)二つ以上の物事が一つになること。心を合わせること。「意見(評価)が一致する」*浄・絵本太功記‐二日「たとへ一致に防ぐとも」
2 別のように思われるものなどが、実は同一であること。*梵舜本沙石集‐四・一「動静(どうじゃう)一致にして、法界性を全くす」
3 あたりまえの考え。ごく普通の道理。*浮・傾城禁短気‐四「気遣ひいたすも一致なれば」
4 「いっちは(一致派)」の略。
いっち‐だんけつ【一致団結】🔗⭐🔉振
いっち‐だんけつ【一致団結】
多くの人が心を一つに合わせて、堅く結ばれること。
いっち‐は【一致派】🔗⭐🔉振
いっち‐は【一致派】
日蓮宗の一派。法華経二十八品の本門と迹門(しゃくもん)に説かれる理は一つであり一致したものであって、勝劣はないのだと説く一派。一致方。⇔勝劣派
いっち‐ほう【一致法】(‥ハフ)🔗⭐🔉振
いっち‐ほう【一致法】(‥ハフ)
(英method of agreement の訳語)ジョン=スチュアート=ミルが実験的研究法として挙げた五つの帰納法の第一のもの。すべての事例における共通要素のうち、偶然的なものを消去し、本質的な唯一の共通要素だけを残す方法。
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