に-し-て🔗⭐🔉振
に-し-て (連語)
〔断定の助動詞「なり」の連用形「に」にサ変動詞「する」の連用形「し」と接続助詞「て」の付いたもの〕
上のことをはっきりと言い定め,さらに次の事に言い及ぶのに用いられる。…で。…であって。…であって,しかも。「西塔の法師に,…豪雲といふ者あり。悪僧―学匠なり/盛衰記 4」「月日は百代の過客―,行かふ年も又旅人なり/奥の細道」
〔現代語でも,文章語的な言い方として用いることがある〕
に-し-て🔗⭐🔉振
に-し-て (連語)
〔格助詞「に」にサ変動詞「する」の連用形「し」と接続助詞「て」の付いたもの。全体で一語の助詞のように用いられる〕
場所または時を表す。…において。…で。「旅の途上―死す」「三〇歳―人生を悟る」「家―見れど飽かぬを草枕旅にも妻とあるがともしさ/万葉 634」「清和天皇九歳―文徳天皇の御禅をうけさせ給ふ/平家 1」
〔現代語でもやや文章語的な言い方として用いることがある〕
にしてつ【西鉄】🔗⭐🔉振
にしてつ 【西鉄】
⇒西日本鉄道(ニシニホンテツドウ)
に-し-て-は🔗⭐🔉振
に-し-て-は (連語)
〔断定の助動詞「なり」の連用形「に」に,サ変動詞「する」の連用形「し」と接続助詞「て」係助詞「は」の付いたもの〕
…にとってみれば。…では。「あの人―上出来だった」「五〇―,とても若く見える」
に-し-て-も🔗⭐🔉振
に-し-て-も (連語)
〔断定の助動詞「なり」の連用形「に」に,サ変動詞「する」の連用形「し」と接続助詞「て」係助詞「も」の付いたもの〕
…する場合でも。…というような場合でも。「品物を買う―,衝動買いだけはしないようにしなければならない」「たとえ行く―,準備はしっかりしておくように」
大辞林に「にして」で始まるの検索結果 1-6。