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だい 【代】🔗🔉

だい 【代】 ■一■ [1] (名) (1)家や位などを継いで,その地位にいる間。「祖父の―からこの地に住んでいる」「―が替わる」 (2) [0] 物・サービスなどの対価として払う金。料金。「お―はいかほどでしょう」 (3)〔Era〕 地質時代の最も大きな区分の単位。生物界の変化に基づいて設定した時代区分で,時間の長さは一定でない。古生代・中生代・新生代に分ける。 (4) [0] 代わって仕事をする人。代理。代人。「おめへさんの―に通次さんをよこさつせへ/西洋道中膝栗毛(魯文)」 (5) [0] 代わりとなるもの。代用。「刀の―に秤を腰にさして商ひはやるべし/浮世草子・武道伝来記 4」 (6)人名や役職名の下に付けて,その人の代理であることを示す。「中村一郎―,鈴木太郎」「師範―」 ■二■ (接尾) (1)助数詞。家やその地位を継いだ順位を示すのに用いる。「第三〇―天皇」「第四九―横綱」 (2)年齢や年代のおおよその範囲を示すのに用いる。「一九五〇年―」「三〇―の半ば」

だい 【代】🔗🔉

だい 【代】 (1)中国,今の河北省北西部から山西省北東部にかけての地域に対する古称。 (2)中国,五胡十六国時代に鮮卑の拓跋(タクバツ)部が建てた王朝(315-376)。北魏(ホクギ)の前身。

だい 【台】🔗🔉

だい 【台】 ■一■ [1] (名) (1)物をのせるためのひらたいもの。また,人がのるために使うもの。「―にのせる」「箱を―にして本を取る」 (2)高く造った建築物。たかどの。「展望―」「楚王の―の上の夜の琴の声/源氏(東屋)」 (3)物の基礎・土台となるもの。(ア)細工などをほどこす素材。「プラチナの―にダイヤをはめこむ」(イ)接ぎ木の台木。(ウ)物事のしたじ。「記して置て,…それを―にして尚ほ色々な原書を調べ/福翁自伝(諭吉)」 (4)「台の物{(2)}」に同じ。「三度の食の栄耀には,魚吉の―も飽たりし/人情本・梅児誉美 4」 (5)食物をのせる台。また,食物・食事。「大殿油など,いそぎ参らせて,御―など,こなたにてまゐらせ給ふ/源氏(夕霧)」 ■二■ (接尾) 助数詞。 (1)車両や機械などを数えるのに用いる。「月産一万―」「ワープロ一―」 (2)数量の大体の範囲を示すのに用いる。例えば「千円台」は一〇〇〇円から一九九九円まで。「百番―の成績」「九時―の列車」 (3)印刷で,一度に印刷できるページ数を一単位として数えるのに用いる。また,製本の折り丁を数えるのにも用いる。普通,一六または三二ページを一台とする。

大辞林 ページ 148411