お・える ヲヘル [0] 【終える】 (動ア下一)[文]ハ下二 を・ふ🔗⭐🔉振
お・える ヲヘル [0] 【終える】 (動ア下一)[文]ハ下二 を・ふ
□一□(他動詞)
(1)(その時までしていた物事を)全部すませる。また,時間が経過して,終わりとなる。「産卵を―・えたサケ」「今日は早く仕事を―・えて帰った」「彼女はこの町で静かな生涯を―・えた」
(2)学校で,ある課程を修了する。
〔卒業の場合は「卒える」とも書く〕
「彼は小学校を―・えるとすぐ奉公に出た」
□二□(自動詞)
終わる。果てる。「天地(アメツチ)と共に―・へむと思ひつつ/万葉 176」
オー [1] 〖 O ・ o 〗🔗⭐🔉振
オー [1] 〖 O ・ o 〗
(1)英語のアルファベットの第一五字。
(2)酸素(oxygen)の元素記号( O )。
(3)ABO 式血液型の一。O 型。
(4)座標軸の原点(origin)を表す。
おお オホ 【太】🔗⭐🔉振
おお オホ 【太】
姓氏の一。
おお-の-やすまろ オホ― 【太安万侶】🔗⭐🔉振
おお-の-やすまろ オホ― 【太安万侶】
(?-723) 奈良時代の文人。民部卿。元明天皇の勅により稗田阿礼(ヒエダノアレ)の誦習した帝紀・旧辞を筆録,古事記三巻を撰進。日本書紀の編纂にもあたったという。
おお オホ 【凡】 (形動ナリ)🔗⭐🔉振
おお オホ 【凡】 (形動ナリ)
(1)ぼんやりしているさま。ほのか。「天数ふ大津の子が逢ひし日に―に見しくは今ぞ悔やしき/万葉 219」
(2)おろそかであるさま。いいかげん。「己が命(オ)を―にな思ひそ/万葉 3535」
(3)普通であるさま。平凡。「―ならばかもかも為(セ)むをかしこみと/万葉 965」
〔「おぼ」であった可能性もあり,「おぼろ」「おほろか」の「おぼ」「おほ」と同意。「おほ(大)」と同源〕
おお オホ 【大】🔗⭐🔉振
おお オホ 【大】
■一■ (形動ナリ)
大きいさま。ゆったりしたさま。「あがため裁たばやや―に裁て/万葉 1278」
■二■ (接頭)
名詞に付く。
(1)「大きい」「多い」「広い」などの意を表す。
⇔小(コ)
「―男」「―雨」「―川」「―通り」
(2)程度のはなはだしいことを表す。「―あわて」「―にぎわい」「―騒ぎ」
(3)「くわしくない」「大体の」「こまやかでない」などの意を添える。「―づかみにする」「―味」
(4)「大事な」「重要な」の意を表す。「ここ一番の―勝負」「―一番」
(5)「最後の」「最終の」の意を表す。「―詰め」「―みそか」
(6)「上位の」「年長の」の意を表す。「―叔父」「―旦那」
(7)尊敬や賛美の気持ちを表す。「―御所」「―江戸」
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