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おおき オホキ 【大き】🔗🔉

おおき オホキ 【大き】 ■一■ (形動ナリ) 〔本来は「多し」と同源。その連体形「おおき」が上代では分量の大きいこと,さらには質のすぐれたことに用いられたが,中古では「おおき(なり)」と形容動詞として用いられるに至った。→おおし(大)〕 (1)容積・面積が大であるさま。「いと―なる河あり/伊勢 9」 (2)規模が大がかりであるさま。「―なることもし給はば/源氏(若菜下)」 (3)程度が大であるさま。はなはだしいさま。「中御門京極のほどより―なる辻風おこりて/方丈記」 ■二■ (接頭) 名詞に付く。 (1)大きい,偉大な,の意を表す。「―海」「―聖(ヒジリ)」 (2)同じ官職・位階のうち,上位であることを表す。「―ものまうすつかさ(大納言)」「―みつのくらゐ(正三位)」

大辞林 ページ 140014 での大き単語。