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臼縁[キュウエン]🔗🔉

臼縁[キュウエン] 【英】acetabular rim 【独】Pfannenrand 【仏】sourcil cotylodien 寛骨臼の辺縁は関節唇limbusがふちどり,関節唇は線維組織もしくは線維軟骨より形成されている.関節唇の病態生理学的意義についてはいまだ不明ではあるが,その存在により大腿骨頭をしっかりと寛骨臼内におさめ込むのに役立っている.寛骨臼下縁では関節唇は寛骨臼横靱帯に移行し,全体として完全な輪をつくっている.先天性股関節脱臼で骨頭が長期間脱臼位にあると,関節唇が内側に折れ曲がり整復障害の一因となることもある(関節唇内反inverted limbus).

臼蓋[キュウガイ]🔗🔉

臼蓋[キュウガイ] 【英】acetabular roof 【独】Pfannendach 【仏】auvent cotylodien 《同義語》寛骨臼蓋 臼蓋は寛骨臼月状面の上部に沿って厚く張り出した部で,大腿骨頭を屋根状に被覆する.臼蓋は寛骨臼の中で荷重負荷が最も大であり,変形性股関節症においては臼蓋縁に骨棘形成をみることが多い.また臼蓋形成不全先天性股関節脱臼で常にみられる.

臼蓋形成不全[キュウガイケイセイフゼン]🔗🔉

臼蓋形成不全[キュウガイケイセイフゼン] 【英】acetabular dysplasia, dysplastic hip 【独】azetabulre Dysplasie, dysplastische Hft 【仏】dysplasie cotylode 先天性股関節脱臼では寛骨臼が浅く臼蓋の発育が悪い.この状態を臼蓋形成不全と呼ぶが,骨頭位に異常はなく臼蓋のみ形成不全を呈することもある.股関節X線前後像で,臼蓋のY線に対する傾斜角(臼蓋角acetabular roof angle)は,正常児で約20〜25°であるが,臼蓋形成不全では急峻臼蓋となりその角度が増す. →図

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