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要求阻害[ヨウキュウソガイ]🔗🔉

要求阻害[ヨウキュウソガイ] 【英】thwarted need →欲求不満

陽極電気緊張[ヨウキョクデンキキンチョウ]🔗🔉

陽極電気緊張[ヨウキョクデンキキンチョウ] 【英】anelectrotonus →電気緊張

腰筋膿瘍[ヨウキンノウヨウ]🔗🔉

腰筋膿瘍[ヨウキンノウヨウ] 【英】psoas abscess 【独】Psoasabsze 【仏】abcs du psoas 《同義語》〔大〕腰筋膿瘍 大腰筋は第11胸椎,第1, 2, 3, 4腰椎の椎体や横突起に起始をもち,横隔膜を通って骨盤に入り,ここで腸骨筋と合併して筋裂孔を通過し小転子に至る.大腰筋起始部の脊椎骨はカリエスcariesの好発部位であり,ここに病巣を有する場合,膿瘍abscessが大腿筋筋膜下に形成される.このほかに後縦隔腔膿瘍からも形成される.これを〔大〕腰筋膿瘍といい,これがさらに下降すると大腰筋筋膜が腸骨筋と直接連絡している関係から膿瘍は腸骨窩に認める.

溶血[ヨウケツ]🔗🔉

溶血[ヨウケツ] 【英】hemolysis 【独】Hmolyse 【仏】hmolyse 溶血とは,通常,赤血球の崩壊をいう.しかし臨床上,溶血という場合には,赤血球の早期破壊による溶血亢進をさすことが多い.また,血液細胞の死滅,崩壊は必ずしも赤血球のみの現象ではないにもかかわらず,赤血球以外の血液細胞に関しては,溶血という語を使用しないのが通例である.生理的には,赤血球の正常寿命は約120日であるが,この寿命の決定因子はいまだに不明であって,赤血球自体の老化による表面荷電の変化説,代謝障害説に加えて,その主たる処理臓器である脾のマクロファージの役割を重要視する向きもある.一方,早期破壊の病因としては,赤血球自体の異常(先天性/後天性)や,赤血球以外の要因(主として後天性)が関与していることもある.溶血によって生じた赤血球ヘモグロビン由来のポルフィリン環は開環して,間接型ビリルビンとなり,肝でグルクロン酸抱合を受けて後,便に出るが,一部は腸肝循環を介してウロビリノーゲン尿urobilinogenuriaとなる.

南山堂医学大辞典 ページ 7660