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大食細胞[タイショクサイボウ]🔗🔉

大食細胞[タイショクサイボウ] 【英】macrophage =マクロファージ →塵埃細胞

大食細胞遊走阻止試験[タイショクサイボウユウソウソシシケン]🔗🔉

大食細胞遊走阻止試験[タイショクサイボウユウソウソシシケン] 【英】macrophage migration inhibition(MI) test =マクロファージ遊走阻止試験

大食症[タイショクショウ]🔗🔉

大食症[タイショクショウ] 【ラ】hyperorexia =過(大)食症

胎児ワクシニア症[タイジワクシニアショウ]🔗🔉

胎児ワクシニア症[タイジワクシニアショウ] 【英】fetal vaccinia, neonatal vaccinia, congenital vaccinia 種痘による一つの副作用である.妊婦が痘瘡の流行を知った後に種痘を受け,胎児・胎盤に重篤な障害を起こすものでまれである.とくに妊娠3ヵ月以内に受けたものに多く,それ以後では頻度は少なく胎児は安全であると報告されている.わが国ではほとんど例をみないが,欧米ではまれにみることがある.しかし,今後,痘瘡の絶滅により何らかの変種の痘瘡ウイルスの流行も考えられるが,種痘を中止した国々では,そのときは重要な問題となると考えられる.

対人恐怖[タイジンキョウフ]🔗🔉

対人恐怖[タイジンキョウフ] 【英】social phobia 【仏】phobie sociale 【ラ】homilophobia, anthropophobia 人前に出ると赤面や表情のこわばりや震えなどの対人緊張症状がその場にそぐわぬ激しさで生じてきて羞恥の苦悶にとらわれ,人前の場面を恐れる恐怖症.赤面恐怖ereuthophobia(J. Caspers)はその範例.P.Janetにより精神衰弱症の症候群の一つとして記載された(1903).森田正馬は羞恥恐怖と名づけ,神経質の代表的な症候群の一つとして記している.青年期に好発し,青年期を過ぎると,多くの例は軽快ないし治癒する.なかには関係妄想の特徴のきわ立つ例があり,それらは重症対人恐怖として,中核的な対人恐怖の群から区別される.思春期妄想症は重症対人恐怖を包含している.

南山堂医学大辞典 ページ 4628