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退行性変化[タイコウセイヘンカ]🔗🔉

退行性変化[タイコウセイヘンカ] 【英】regressive changes 【独】regressive Vernderungen 細胞が営む代謝に障害があり,その結果細胞の機能障害を生じ,細胞自体は存続がおびやかされ,場合によっては細胞の死を招く,これら一連の過程を総称する言葉.ウィルヒョウVirchow以来主にドイツの病理学者の手によって詳細な分類が行われ,病理総論の重要な一項として体系化されたが,最近ではさらに生化学的・細胞生物学的な知見の著しい広がりに伴い,この概念に相当する部分は細胞傷害cell injury,その機構と諸現象という形で再編成されつつある.→細胞傷害試験変性(細胞の)

対抗転移[タイコウテンイ]🔗🔉

対抗転移[タイコウテンイ] 【英】counter transference →逆転移

大〔後頭〕孔嵌頓[ダイコウトウコウカントン]🔗🔉

大〔後頭〕孔嵌頓[ダイコウトウコウカントン] 【英】foraminal herniation =小脳扁桃嵌頓

対向二門照射[タイコウニモンショウシャ]🔗🔉

対向二門照射[タイコウニモンショウシャ] 【英】opposing portal irradiation 【独】Gegenfeldbestrahlung 【仏】irradiation oppositionelle 体の前後あるいは左右の同軸上の向かい合った2つの照射野から照射する方法である.線量分布は,線源のエネルギーや照射部位の厚さにより異なるが,4〜6 MV X線や60Coγ線による場合は,10〜20cmの体の厚さの範囲で線束内がほぼ均等となる.病巣が体の中心近くにある場合は各門から同一線量を照射するが,病巣が偏位している場合は,病巣に近いほうの照射線量または照射回数を多くする.

対光反射[タイコウハンシャ]🔗🔉

対光反射[タイコウハンシャ] 【英】light reflex =光反射(瞳孔の)

南山堂医学大辞典 ページ 4587