複数辞典一括検索+

第I脳神経[ダイイチノウシンケイ]🔗🔉

第I脳神経[ダイイチノウシンケイ] 【英】the first cranial nerve →嗅神経

第一回循環時心電図同期RI心室撮影[ダイイッカイジュンカンジシンデンズドウキアールアイシンシツサツエイ]🔗🔉

第一回循環時心電図同期RI心室撮影[ダイイッカイジュンカンジシンデンズドウキアールアイシンシツサツエイ] 【英】first-pass gated radionuclide ventriculography →心動態シンチグラフィ

体位ドレナージ[タイイドレナージ]🔗🔉

体位ドレナージ[タイイドレナージ] 【英】postural drainage 【仏】drainage postural 排痰法の一つであり,肺の理学療法の重要な項目である.気管支分岐の,したがって肺区域の位置の解剖学的な特徴を知り,重力の影響と気道の粘液線毛運動の動きの方向とから,気道分泌物が排出されやすい体位をとって排痰をはかることである.慢性気管支炎や気管支拡張症,肺炎,肺化膿症など,多量の喀痰が予想される疾患や,術後の無気肺の予防などから,積極的に排痰をはかる必要がある.体位ドレナージは単独ではなく,他の処置と一緒に行うのが効果的である.その処置には,気管支拡張薬の内服や吸入,去痰薬の内服や吸入,胸壁を用手的に軽打したり,器械的に振動を与えたり,時には輸液により分泌物の粘稠度を低下させる.体位のとり方の原則は,排痰を目的とする肺区域(病巣)が気管分岐部の上方にくる体位で,病巣の気管支が重力方向に沿った位置をとる.特定の区域ではなく,肺全体について行う場合の一つの手順は,各種前処置後,座位で上体を45°右へ,ついで左へ各15秒ほど傾け,後方へ約30°,ついで前方へ45°傾ける.さらに仰臥位,腹臥位,ついで側臥位から上方の肩,胸を前方へ,反対の側臥位で同様に,それぞれ15秒ほど傾け,腹臥位で腰部を高くする.さらにベッドの足方を高くして,仰臥位,両側臥位をとり,ベッドの端から頭と上体をたらして下肢と約45°の角度をとる.肺の各区域とドレナージの体位の例を図示するが,いずれも上述の原則に従っている. →図

南山堂医学大辞典 ページ 4566