石灰変性[セッカイヘンセイ]🔗🔉

石灰変性[セッカイヘンセイ] 【英】dystrophic calcification 【独】dystrophische Verkalkung 壊死に陥った組織にカルシウム塩の沈着,いわゆる石灰化が起こることを石灰変性という.とりわけ脂肪を含む組織が酵素的融解を受け,長期間その状態で生体内に留まった場合に多い.したがってこの現象は古い結核病巣,進行したアテローム硬化症,陳旧化した脂肪壊死などに高頻度にみられる.ある種の腫瘍にみられる砂粒体の形成も同様の機序によるらしい.しかし今のところカルシウム塩が壊死巣に沈着する生化学的機序には不明な点が多い.少なくとも脂肪の酵素的融解に伴う石灰化には,遊離脂肪酸がカルシウムと結合して不溶性のけん化物を生成することに関係すると考えられる.石灰化を生じた部位には長い年月の間に骨化を起こすことがあり,成熟した骨梁や骨髄の形成を伴う.→石灰沈着

舌下潰瘍[ゼッカカイヨウ]🔗🔉

舌下潰瘍[ゼッカカイヨウ] 【英】ulceration of frenum of tongue =リガ・フェーデ病

南山堂医学大辞典 ページ 4238