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赤芽球コロニー形成細胞[セキガキュウコロニーケイセイサイボウ]🔗🔉

赤芽球コロニー形成細胞[セキガキュウコロニーケイセイサイボウ] 【英】erythroid colony forming unit =CFU-E

赤芽球バースト形成細胞[セキガキュウバーストケイセイサイボウ]🔗🔉

赤芽球バースト形成細胞[セキガキュウバーストケイセイサイボウ] 【英】burst forming unit erythroid =BFU-E

赤芽球癆[セキガキュウロウ]🔗🔉

赤芽球癆[セキガキュウロウ] 【英】pure red cell aplasia 赤血球系細胞だけの産生低下を特徴とする貧血である.先天性の例をBlackfan-Diamond症候群(ブラックファン・ダイアモンド貧血)と呼ぶ.急性に起こる例はウイルス感染が関与し,慢性の例は胸腺腫を合併する例や自己抗体が証明される例があるので自己免疫疾患と考えられている.骨髄では赤芽球だけをほとんど認めない.先天性の例では副腎皮質ステロイドで治療し,後天性の例は胸腺腫の摘出,副腎皮質ステロイド,シクロホスファミドタンパク同化ホルモン,抗リンパ球グロブリン,シクロスポリンAなどで治療する.

赤核[セキカク]🔗🔉

赤核[セキカク] 【英】red nucleus 【独】roter Kern 【仏】noyau rouge 【ラ】nucleus ruber 中脳被蓋の中央部を占める細胞柱で,赤色を呈するが,鉄の含有によるといわれる.横断面では卵円形,矢状断面では楕円形をなす.間脳尾側から上小脳脚の交差までの高さを占め,上丘の高さでは動眼神経の根線維がこれを貫く.入力線維は対側小脳の主として歯状核,同側大脳皮質前頭葉からうけ,出力線維は脊髄,小脳,オリーブ核に達する.錐体外路系の中継核として不随意的な運動を調節する.

南山堂医学大辞典 ページ 4190