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菌類[キンルイ]🔗🔉

菌類[キンルイ] 【英】Mycota =真菌

筋裂孔[キンレツコウ]🔗🔉

筋裂孔[キンレツコウ] 【ラ】lacuna musculorum 鼡径靱帯と腸骨と恥骨の間の間隙の外側部にあり腸腰筋と大腿神経が通る.内側部の血管裂孔とは腸骨筋膜の厚くなった腸恥筋膜弓によって境される.血管裂孔lacuna vasorumの内側は裂孔靱帯で境され,ここは大腿輪と呼ばれ腹壁の弱い部分の一つである.

グアナーゼ🔗🔉

グアナーゼ 【英】guanase 【独】Guanase 《同義語》guanine deaminase, guanine aminase グアナーゼ(guanine aminohydrolase)はグアニンを基質としてxanthineとNHを生成する反応を触媒する酵素で,プリン塩基の中間代謝に関与している.グアナーゼは生体内で肝,腎,脳などに含まれ,とくに肝においてその活性が高い.組織化学的にはとくに肝細胞の細胞質に多く存在し,胆管上皮などには存在しない.本酵素の活性上昇は肝細胞の傷害の診断,ならびに輸血血液中の活性が高い場合に輸血後肝炎post-transfusion hepatitisが発生することが知られている.

グアナゾロ🔗🔉

グアナゾロ 【英】guanazolo =8-アザグアニン

グアニル酸[グアニルサン]🔗🔉

グアニル酸[グアニルサン] 【英】guanylic acid =グアノシン一リン酸

グアニン🔗🔉

グアニン 【英】guanine 【独】Guanin 【仏】guanine 2-アミノ‐6-オキソプリン.CHNO. 分子量151.13.プリン〔塩基〕の一つで核酸の構成成分.ラクタム形,ラクチム形の互変異性体をもつが,中性ではほとんどラクタム形をとる.吸収スペクトルは276nmに肩をもち,246nmに最大吸収を示す.ワトソン・クリック型塩基対ではシトシンと水素結合を形成するが,コドン-アンチコドンの対合やRNAのステム構造などではウラシルとも水素結合を形成しうる.生体内の遊離グアニンはプリンヌクレオチドホスホリラーゼによりグアノシンから生成する.

南山堂医学大辞典 ページ 1823