気晴らし食い症候群[キバラシグイショウコウグン]
【英】binge-purge syndrome
気晴らし食い症候群とは,主に思春期・青年期の女性にみられるもので,多くは肥満嫌悪,やせ願望などがベースにあって,ダイエットや不食・拒食行為がみられ,その反動として過食・大食bulimiaに至ると考えられている.しかし,欧米ではanorexia期がなく初めからbulimiaとして発症するケースも多くあると報告されている.また,多くは下剤や利尿薬の乱用,意図的嘔吐などの身体清浄化行為を伴うといわれている.
→過食症,
神経性食欲不振症