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灰白症候群[カイハクショウコウグン]🔗🔉

灰白症候群[カイハクショウコウグン] 【英】gray syndrome =グレイ症候群

灰白隆起[カイハクリュウキ]🔗🔉

灰白隆起[カイハクリュウキ] 【英】tuber cinereum 【独】graue Hocker 【仏】tubercule cinraire 【ラ】tuber cinereum 視床下部の漏斗の後方にある灰白質の薄板で,下方に向かって多少突き出たたかまりを示し,その内に灰白隆起核nucleus tuberalisがある.

外反[ガイハン]🔗🔉

外反[ガイハン] 【英】valgus 【独】Valgitt 四肢関節において中枢部と末梢部とが外方においてなす角が正常より減少している状態をいう.例えば膝関節において下腿が外方に偏位し,下肢全体が内方に弯曲しているようにみえる状態を外反膝と呼ぶ.足底が内がえしの状態にあり,足底外縁が外方に向いている足を外反足という.また肘関節において関節を伸展したとき,前腕軸が過度に外方に偏位した状態を外反肘と呼ぶ.外反肘は小児期に上腕骨外顆骨折を発生すると,成長に伴って顕著化することが多い.大腿骨頚部の場合は,頚体角collodiaphyseal angleが増加している状態を外反股と呼ぶ.

外反股[ガイハンコ]🔗🔉

外反股[ガイハンコ] 【英】coxa valga 【独】Steilhfte 【仏】coxa valga 【ラ】coxa valga, collum valgum 内反股coxa varaの反対で,大腿骨頚体角が増大した状態で,頚部および骨頭が垂直位に近づく.正常頚体角は年齢により異なり,幼小児期は大きく成長とともにその角度を減じ,成人では130°前後となり,通常股関節前後X線像より判断する.しばしば先天性股関節脱臼の経過中に現れ,亜脱臼位を呈することが多い. →図

南山堂医学大辞典 ページ 1005