腰筋膿瘍[ヨウキンノウヨウ]🔗⭐🔉振
腰筋膿瘍[ヨウキンノウヨウ]
【英】psoas abscess
【独】Psoasabsze
【仏】abc
s du psoas
《同義語》〔大〕腰筋膿瘍
大腰筋は第11胸椎,第1, 2, 3, 4腰椎の椎体や横突起に起始をもち,横隔膜を通って骨盤に入り,ここで腸骨筋と合併して筋裂孔を通過し小転子に至る.大腰筋起始部の脊椎骨はカリエスcariesの好発部位であり,ここに病巣を有する場合,膿瘍*abscessが大腿筋筋膜下に形成される.このほかに後縦隔腔膿瘍からも形成される.これを〔大〕腰筋膿瘍といい,これがさらに下降すると大腰筋筋膜が腸骨筋と直接連絡している関係から膿瘍は腸骨窩に認める.


南山堂医学大辞典 ページ 7660 での【腰筋膿瘍[ヨウキンノウヨウ]】単語。