薬剤〔起因〕性肝障害[ヤクザイキインセイカンショウガイ]🔗⭐🔉振
薬剤〔起因〕性肝障害[ヤクザイキインセイカンショウガイ]
【英】drug-induced hepatitis
薬剤の副作用によって起こる肝障害をいう.成因により,薬剤の肝臓への直接作用による中毒性肝障害*と遅延型アレルギー(→IV型アレルギー反応)による肝障害とに分けられ,アレルギー性肝障害allergic liver injuryの頻度が高い.病理学的には肝細胞傷害型,胆汁うっ滞型,蓄積型および腫瘍形成型に分けられる.アレルギー性肝障害では発疹や好酸球増加がみられ,薬剤感受性試験で陽性を示す.
南山堂医学大辞典 ページ 7580 での【薬剤性肝障害[ヤクザイキインセイカンショウガイ]】単語。