反復性耳下腺炎[ハンプクセイジカセンエン]🔗⭐🔉振
反復性耳下腺炎[ハンプクセイジカセンエン]
【英】recurrent parotitis
【独】rekurrierende(regidirrirende)Parotitis
【仏】parotidite redux
小児期に反復性耳下腺腫脹を起こし,ムンプス(流行性耳下腺炎*)と誤診されやすい.先天的な末梢導管の嚢状拡張の上に,上行性感染が加わったものと考えられている.加齢と共に反復腫脹は軽減し,10歳頃までにはほとんど腫脹を認めなくなる.腫脹時には疼痛,唾液仙痛を訴える.耳下腺部圧迫により,ステノン管より膿を混じえた唾液が排出される.耳下腺造影検査で典型的な規則的点状陰影をみる.血清アミラーゼは高値を示す.
南山堂医学大辞典 ページ 6179 での【反復性耳下腺炎[ハンプクセイジカセンエン]】単語。