内網装置[ナイモウソウチ]🔗⭐🔉振
内網装置[ナイモウソウチ]
【英】internal reticular apparatus, Golgi apparatus
【独】Golgi-Apparat
【仏】appareil de Golgi
【ラ】apparatus reticularis internus
《同義語》ゴルジ装置apparatus golgiensis,ゴルジ複合体complexus golgiensis
リボソーム*を付着させない単位膜*(滑面膜)が作る扁平な袋の積み重なりと,これに付随する多数の小胞および空胞群からなる小器官であり,細胞核に近い部位に位置することが多い.ゴルジ装置は三日月状の輪郭を示し,その凸部をシス面,凹部をトランス面または成熟面と呼ぶ.ゴルジ装置は糖を合成するほか,そのシス面から受け入れた物質を濃縮・加工してトランス面に放出するという働きを示す(Camillo Golgiはイタリアの組織学者,1844-1926).
南山堂医学大辞典 ページ 5552 での【内網装置[ナイモウソウチ]】単語。