内因性うつ病[ナイインセイウツビョウ]🔗⭐🔉振
内因性うつ病[ナイインセイウツビョウ]
【英】endogenous depression
【独】endogene Depression
抑うつ気分と思考・行動面の制止を主症状とし,周期性に発症するうつ病のうち,素質的要因(内因)が発病に関与する程度が大きいと考えられているもの.内因とは外因と対立する言葉で,遺伝的素因の上に長期間の環境的要因の加重された発病準備状態を指すものと解される.内因性うつ病では,抑うつ感が主症状で,多少なりとも自責感,自殺観念,早朝覚醒型の睡眠障害があり,抑うつ気分の日内変動(午後から夕方にかけて抑うつ気分が軽快する)がみられるのが特徴とされる.→双極性うつ病,単極性うつ病
南山堂医学大辞典 ページ 5518 での【内因性うつ病[ナイインセイウツビョウ]】単語。