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調節痙攣(眼の)[チョウセツケイレン]🔗🔉

調節痙攣(眼の)[チョウセツケイレン] 【英】accommodation spasm 【独】Akkommodationskrampf 【仏】spasme de l'accommodation 【ラ】spasmus accommodationis 毛様体筋が不随意的に収縮を続けるものを調節痙攣という.調節痙攣が起こると,水晶体が厚くなり,屈折性近視となり,遠方が見にくくなる.縮瞳薬の点眼,モルヒネ中毒,食中毒,ヒステリー,外傷などにより起こる.治療としてはアトロピンを点眼する.一過性の近視であるため偽近視ともいう.わが国では勉強,読書など過度の近業を続けるときに毛様体筋が異常に緊張して近視が起こるとし,これを偽近視とする考え方もあるが,区別が必要である.

南山堂医学大辞典 ページ 5007 での調節痙攣[チョウセツケイレン]単語。