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肘部管症候群[チュウブカンショウコウグン]🔗🔉

肘部管症候群[チュウブカンショウコウグン] 【英】cubital tunnel syndrome 尺骨神経は肘関節の部分で,上腕骨の尺側上顆の後方を通り,その後少し前方に出て尺側手根屈筋の筋膜下を走る.この部分で外顆骨折後の外反肘,骨棘形成,神経脱臼,筋膜による絞扼などで尺骨神経麻痺を起こすことを手根管症候群carpal tunnel syndromeと対比させて肘部管症候群と近年呼んでいる.遅発性尺骨神経麻痺tardy ulnar nerve palsyとも呼ばれてきたが,これは骨折後の外反肘でのちになって麻痺がきたものを対象とするのが本来であろう.神経は絞扼部の近位で肥厚し偽神経腫pseudoneuromaを形成する.神経麻痺の回復は陳旧例ほど悪いので,早期診断・早期治療が望ましい.

南山堂医学大辞典 ページ 4962 での肘部管症候群[チュウブカンショウコウグン]単語。