胆嚢摘出(除)術[タンノウテキシュツジュツ]🔗🔉

胆嚢摘出(除)術[タンノウテキシュツジュツ] 【英】cholecystectomy 【独】Cholezystektmie 【仏】cholcystectomie 【ラ】cholecystectomia 胆嚢摘出術は1882年,Carl Langenbuch(1846-1901)が初めて成功して以来,腹部外科手術の中で最も頻繁に行われる術式の一つとなった.胆嚢結石症,急性・慢性胆嚢炎,胆嚢癌の一部,胆嚢腫瘍などが適応となるが,胆管空腸吻合術に際しても施行される.従来はいわゆる開腹胆嚢摘出術open cholecystectomyが基本的な術式であったが,1987年フランスのPhillipe Mouretはこれを腹腔鏡下で施行した.これが腹腔鏡下胆嚢摘出術laparoscopic cholecystectomy(LC)と称され,その後広く普及しつつある.通常,胆嚢を摘出する際の胆嚢管の処理の時期により, 1)胆嚢の底部より剥離を始めるcholecystectomy from the fundus to cysticus,いわゆるnormograde cholecystectomyと, 2)胆嚢管の処理を最初に行うcholecystectomy from the cysticus to fundusいわゆるretorograde cholecystectomyに大別される.また急性胆嚢炎や埋没胆嚢などで胆嚢の完全切除が困難なときには胆嚢を部分切除し,残った胆嚢粘膜を切除または電気メスなどで荒廃させる術式が採用されることもある(cholecystelectrocoagulectomy).

南山堂医学大辞典 ページ 4848 での胆嚢摘出術[タンノウテキシュツジュツ]単語。