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大静脈後尿管[ダイジョウミャクコウニョウカン]🔗🔉

大静脈後尿管[ダイジョウミャクコウニョウカン] 【英】retrocaval ureter 尿管走行の異常による奇形である.正常では尿管は大静脈と平行して走行し膀胱に閉口するが,本奇形の場合には,腎盂より出た尿管は一度大静脈の後方に入り,大静脈壁に沿って弧を描くようにして前方に出,その後は正常の走行をする.大多数は右側尿管に生じる.無症状に経過する場合も多いが,腎部の圧迫感や血尿などで気づかれる.排泄性尿路造影で水腎症が認められる.尿管カテーテル法と大静脈造影を併用することにより診断はより確実となる.尿路感染症腎結石を生じやすい.治療は,尿管を切断して整復後,端々吻合するが,大静脈を切断して尿管を正常位置に戻し,静脈を端々吻合する方法も行われる.

南山堂医学大辞典 ページ 4627 での大静脈後尿管[ダイジョウミャクコウニョウカン]単語。