粗面小胞体[ソメンショウホウタイ]🔗⭐🔉振
粗面小胞体[ソメンショウホウタイ]
【英】rough-surfaced(granular)endoplasmic reticulum
【独】granul
res endoplasmatisches Retikulum
【仏】r
ticulum endoplasmatique granulaire
【ラ】reticulum endoplasmicum granulosum
リボソーム*を付着させた単位膜が形成する中空性の細胞内小器官であり,細管状あるいは扁平な袋状の形をした多数の部分からなり全体として見ればきわめて不規則な輪郭を示す.粗面小胞体膜に付着するリボソームが産生したタンパクは粗面小胞体の内腔に進入し,次にゴルジ装置(内網装置*)をなす膜系の内部へと運ばれるが,その際に粗面小胞体膜の一部が内容物を含んだままちぎられて小胞を作り,その小胞の膜がゴルジ装置膜と癒合する.


南山堂医学大辞典 ページ 4556 での【粗面小胞体[ソメンショウホウタイ]】単語。