石灰乳胆汁[セッカイニュウタンジュウ]🔗🔉

石灰乳胆汁[セッカイニュウタンジュウ] 【英】milk of calcium bile 【独】Kalkmilchgalle 【仏】bile calcaire 白色に混濁した,流動性あるいは半流動性ペースト状の,胆嚢内容物をいう.ときには胆汁色素による着色もみる.白色物質は炭酸カルシウムの結晶による.石灰乳胆汁を含む胆嚢では,胆石によって胆嚢管が閉塞あるいは狭窄しており,カルシウムは胆嚢壁から分泌されるものと考えられている.臨床症状は胆嚢胆石と同じ.腹部単純X線検査では胆嚢部に陽性像を呈し,典型例では立位で水平鏡面像を形成し,また胆嚢頚部に胆石様輪郭を認めることもある.慢性胆嚢炎がほぼ全例に存在しており,症状が顕著な例では胆嚢摘出(除)術を行う.

南山堂医学大辞典 ページ 4238 での石灰乳胆汁[セッカイニュウタンジュウ]単語。