石灰転移[セッカイテンイ]🔗🔉

石灰転移[セッカイテンイ] 【英】metastatic calcification 【独】Kalkmetastase 高カルシウム血症の際に起こる二次的な組織の変化.副甲状腺機能亢進,進行した腎不全,広範な腫瘍転移による骨破壊など,種々の原因による高カルシウム血症に際して,カルシウム塩が全身の間質組織に沈着してくるものである.沈着の部位としては肺の肺胞壁,血管壁,腎臓や胃粘膜の間質などが主であるが,いずれも酸性塩を分泌する組織であり,沈着はこのことに関係があると推定されている.石灰沈着によって臓器機能が障害されることは一般に起こらないが,沈着量が多い肺では時にX線写真上陰影を生ずることがあるといわれている.

南山堂医学大辞典 ページ 4237 での石灰転移[セッカイテンイ]単語。