舌咽神経痛[ゼツインシンケイツウ]🔗⭐🔉振
舌咽神経痛[ゼツインシンケイツウ]
【英】glossopharyngeal neuralgia
【独】Neuralgie des Glossopharyngeus, Glossopharyngeusneuralgie
【仏】n
vralgie glosso-pharyng
e
咽頭を中心として激痛発作を生じ,ときに耳部,上顎部,頚部などに放散する.嚥下や舌の運動によって疼痛発作が誘発されやすい.三叉神経痛*とは疼痛の発作領域が異なるが,疼痛の性質は類似する.三叉神経痛に比し,症例数は少なく1/10〜数十分の一とされる.女性に比べて男性に多く,30〜40歳代に好発する.症候性のものは持続性の疼痛をきたす傾向が強い.本態性のものは三叉神経痛と同様にカルバマゼピン*やフェニトイン*などの抗痙攣薬*が有効である.


南山堂医学大辞典 ページ 4233 での【舌咽神経痛[ゼツインシンケイツウ]】単語。