一酸化炭素[イッサンカタンソ]🔗⭐🔉振
一酸化炭素[イッサンカタンソ]
【英】carbon monoxide
【独】Kohlenmonoxyd
【仏】monoxyde de carbone
《同義語》酸化炭素carbon oxide
CO.無色,無臭の気体.炭素または炭素化合物が不完全燃焼する際に生じる.一般に,発生源として燃焼し始めの練炭や炭火,自動車の排気ガス(数%の高濃度になりうる),煙草の煙(数百ppm)などが問題となる.吸入すると,血液中のヘモグロビン*(Hb)との親和力が酸素より210倍以上も強く,結合してHbCO(カルボキシヘモグロビン*)となり,Hbの酸素運搬能を失わせて低酸素血症(酸素欠乏症*hypoxemia)を起こすので,きわめて有害である.職場での許容濃度50 ppm.
南山堂医学大辞典 ページ 391 での【一酸化炭素[イッサンカタンソ]】単語。