小泉門［ショウセンモン］ 【英】posterior fontanelle 【独】Hinterhauptsfontanelle 【仏】fontanelle postrieure ou lambdatique 【ラ】fonticulus posterior 《同義語》後泉門 新生児にみられる泉門^＊の一つで，左右の頭頂骨と後頭骨との間にあり，ほぼ三角形を呈する．前頭部にある大泉門^＊に比べて小さいのでこの名がある．また大泉門を前泉門anterior fontanelle，小泉門を後泉門ともいう．小泉門は新生児では示指頭大であるが，生後1〜2ヵ月で閉鎖し，矢状縫合とラムダ縫合が接続してラムダ点lambda pointとなる．閉鎖が遅延すると骨化障害があるとみなされる．